週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

美しさと圧巻のギミックを両立、扇あるいは蝶のようにカバーが開く

Bang&Olufsenが有機ELテレビ「Beovision Harmony」を公開

2019年10月27日 10時00分更新

北欧らしいシンプルな外観「Beosound Stage」も同時発表

 Beosound Stageは、壁掛けでも平置きでも利用できるサウンドバーだ。専用アプリを利用することで、設置状態に合わせた最適なサウンドに調整できる。Dolby AtmosやDolby True HDに対応し、ワンボディーで臨場感あふれるシネマサウンドを再生できるフロントサラウンドシステムであると同時に、リビングでの音楽再生にも適したモデルとなる。

縦置き状態。会場内では透過スクリーンとプロジェクターを組み合わせ、特徴ある空間を演出。

平置き状態にしたところ。

 フレームは、アルミニウム、ブロンズ調のアルミニウム、オーク材の3種類が選べる。アルミ材の2モデルのフレームは、継ぎ目のない無垢材の押し出し成型。オーク材のモデルは蟻継ぎという釘やネジを用いない成型方法を採用している。デンマークのNORM ARCHITECTSと共同開発したデザインは、北欧家具のように、シンプルながら上質で洗練された雰囲気のあるものとなっている。音量調節やBluetoothペアリングに使用するタッチボタンにはレーザー刻印が用いられており、視認性が高く高質感だ。

シルク印刷ではなく、レーザー刻印でしっかりと刻み込まれたタッチボタン。

アルミフレームのモデルは、木材とはまた違ったスマートさがある。

 内蔵するスピーカーユニットは11基。これらをDSP処理で巧みに駆動させ、左・右・中央の3ch再生に対応する。中央に中高域を担当する1.5インチミッドレンジ×2基と3/4インチのドーム型トゥイーター1基、両サイドに軸角45度の配置とした1.5インチのミッドレンジと3/4インチトゥイーターを搭載し、立体的な音場を再現している。これに加えて、4インチ×4基のウーファーを持ち、迫力ある低域の再現が可能だ。これらはClass Dアンプを使って駆動し、出力はドライバーごとに各50Wとなる。

 リスニングモードは5つ(テレビ、音楽、映画、夜間、なし)。ToneTouchを使った直感的なサウンドイコライジングも可能だ。音楽再生機能としては、Chromecast built-in、AirPlay 2、Bluetoothなどに対応。また別のBang&Olufsen製ワイヤレススピーカーとWi-Fiで接続して、マルチルーム再生(BeoLink Multiroom)を楽しむこともできる。

アルミニウムフレームのモデル。

ブロンズ調アルミニウムフレームのモデル。

 本体サイズは幅110×奥行き17.4×高さ7.7cmで、重量は8kg。HDMI、アナログ入力、有線LANのほか、Wi-Fi/Bluetooth接続が可能。価格はアルミニウムモデルとブロンズ調アルミニウムモデルが22万円(税抜)。オークモデルが32万円(税抜)。発売は11月中旬から順次。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう