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本格志向のスマホ連携リニアPCMレコーダー:Xperia周辺機器

2019年06月02日 10時00分更新

マイクは可動式で3ポジションに変化
ピークレベルをカラーランプで確認可能

マイクは可動式で3つの状況によりポジションを変化させられます。インタビューなど特定方向の音を録音したい時には、平行に向ける「ズームポジション」。ホールでの演奏や野外での鳥の声など広がりのあるときには、マイクを90度外側へ向ける「ワイドステレオポジション」。スタジオでの楽器演奏など自然で奥行きのある音を録音する際は、マイクが90度内側へ向ける「X-Yポジション」と、録音シーンに合わせたベストな集音状況を実現できます。

 左右チャンネルのピークレベルは画面のレベルメーターで確認できるほか、3つ(-20dB/-12dB/Over)の段階を、緑・黄・赤の3色で点灯表示。液晶画面よりもカラーのランプで遠目でも確認できるので、録音時の視認性も確保。

 2つのADコンバーターを使って、通常の音声用の回路とは別に12dB低い信号をつねに確保できるため、たとえば演奏中の拍手のような突発的に大きな音の入力があった場合でも、その時点まで戻って録音データを差し替えて音の歪みを防止できます。

 本体の下部分には、2系統のXLR/TRS入力端子を搭載。ダイナミックマイクやミキサーといった音楽機材やエレキギターなどの電子楽器など、業務用のコンデンサーマイクを接続できるのは珍しいですね。ファンタム電源(48V)供給にも対応しているので、コンデンサーマイクの接続もできます。

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