週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

手のひらサイズのスタンド『CLUG』でクールに自転車を室内保管しよう

2015年07月23日 08時00分更新

 自転車乗りが最も恐れることのひとつは盗難です。愛着がある自転車が盗まれるというショックもありますが、そもそもスポーツ用自転車はお高めなので、経済的なショックも大。盗難防止のためスポーツ用自転車を室内保管している方も多いかと思いますが、そこで困るのが自転車の保管場所です。

 かくいう筆者は自宅にロードバイク2台+折りたたみ2台+街乗り1台の5台を室内保管中。カラダがひとつしかないのに自転車が5台ある時点ですでにおかしいのですが、自転車趣味が高じると不思議なことに自転車の台数が増えていくんですね。自転車だけでなくホイール(車輪)も増えるのがとっても不思議。

 折りたたみ自転車は折り畳んでおくとして、問題なのはロードバイクです。筆者は窓のサッシに付けられるカブトの突っ張り式ラック『CS-40』で1台を保管。もう1台は玄関にそのまま置いていますが、正直ジャマというか、たまに自転車を倒してしまいます。

 もう少しスマートでジャマにならない自転車スタンドはないものかと探していたところ、Kicksterterで資金を調達していた“世界最小の”自転車スタンド『CLUG』がいつの間にか国内で手に入るようになっていました。実売価格は2480円前後です。

20150723clug

 『CLUG』はタイヤを固定するタイプの自転車スタンドで、自転車のタイヤ幅に応じて3タイプが用意されています。Sサイズはタイヤ幅23~32ミリ、Mサイズはタイヤ幅33~42ミリ、Lサイズはタイヤ幅43~62ミリ。ロードバイクの場合はSサイズ。クロスバイクはタイヤ幅を調べる必要がありますが、こちらもほぼSかと思います。Mサイズ以上はマウンテンバイクやファットタイヤ向けですね。

20150723clug

 装着方法はカンタン。自転車を収納したい場所に立ててタイヤの接触部の高さを調べておきます。あとはその部分にガツンとネジ止めするだけ。賃貸物件の場合は大家さんと事前に交渉しておきましょう。壁がレンガやコンクリの場合は、男子なら当然所有しているであろう電動ドリルで穴を開け、ネジ止め用プラグを差し込みます。ドリルで壁を削る際に出る破片は製品パッケージにたまる仕掛けなのがクールです。

20150723clug

 『CLUG』はタイヤで自転車を固定するタイプなので、自転車のフレームやホイールがキズつく心配もありません。繰り返しますが、タイヤ接触部の高さの下調べを忘れずに。適当に高さを決めてしまうと壁が穴だらけになるか、自転車がアートめいた斜め置きになる悲劇が待っています。

20150723clug
↑設置場所に余裕があるなら、自転車を立てずにそのまま接地させる手も。

 カラバリはオレンジ、グリーン、ブルー、ブラックの4色。ちょっとしたアイデア製品ですが、フレームへのキズや各種ケーブルへのダメージなど吊り下げ式スタンドにありがちな不安点がないのがいいですね!

20150723clug
↑こんなシャレツな物件に住めるなら、インテリアとしてもよさそう。
20150723clug
↑SOHOではこんな感じで利用されるのでしょうか。
20150723clug
↑大自然を駐輪場にする手は、自然破壊的なアレだけでなく「ご自由にどうぞ」とばかりに気軽に盗難されると思います。まあしないとは思いますが。

■関連サイト
CLUG(製品サイト)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう