2014年05月07日20時30分

Surface Miniは5月20日NYイベントで発表か?

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 米マイクロソフトが5月20日、ニューヨークでSurfaceに関するイベントを開催すると海外で報じられ(関連リンク)、話題となっています。

 日時は5月20日午前11時(日本時間では翌21日午前0時)で、Surfaceの何が発表されるのかは分からない状態です。しかし報道関係者向けに送付された案内状には“Join us for a small gathering”(小さな集まりに参加しませんか)とのメッセージがあり、これは小型(small)版Surfaceの発表を示唆しているものと考えられます。

『Surface Mini』は5月20日にNYで発表か?
↑米マイクロソフト社内でも“ヒーロー”的な存在といわれる、Panos Panay氏が登壇か?(写真はSurface 2発表時のもの)。

■Surface MiniはiPad mini対抗の“小型版Surface 2”?

 イベントまで2週間を切っているにも関わらず、Surface Miniの決定的なリーク情報は出ておらず、以前のSurfaceシリーズ同様、情報統制が徹底していることがうかがえます。スペックについてのウワサを総合すると、ディスプレイは7.5インチ(1440×1080ドット)、プロセッサーはQualcomm製のWindows RTタブレットになるとのことです。

 これまでの小型Windowsタブレットは8インチ台が主流であり、7インチ台の製品はパナソニックの業務用タブレット『FZ-M1』や、展示会で披露されたプロトタイプ(関連記事)に限られています。

 また、1440×1080ドットという画面解像度が本当なら、アスペクト比は4:3となります。現在、アスペクト比が4:3のタブレットといえばiPad miniです。このことからSurface Miniは、7.9インチのiPad miniに直接的に対抗する位置付けになる可能性があります。

 プロセッサーについては、旧Surface RTやSurface 2が搭載したNVIDIA製ではなく、Qualcomm製になるとの情報が有力です。Qualcomm製のWindows RTタブレットといえば、サムスンやデルから発売されたことがあり、直近ではノキアのLumia 2520でSnapdragon 800の採用実績があります。

『Surface Mini』は5月20日にNYで発表か?

 Qualcomm製だった場合に期待したいのは、やはりLTE対応です。すでにSurface 2のLTEモデルは米国でAT&Tが発売していますが、Surface MiniのLTEモデルはより広い地域に対応してほしいところ。Surface 2の価格はWi-Fi版が449ドル、LTE版が679ドルと230ドルの差があるため、もしWi-Fi版とLTE版の2モデル構成なら、価格差が気になります。

 さらにSurface Miniに対する懸念として、小型Windowsタブレットを作っているOEMメーカーと競合するのではないか、という点が挙げられます。しかしSurface Miniがウワサ通りのスペックなら、史上初の小型Windows RTタブレットで、画面アスペクト比が4:3となるなど、既存のWindowsタブレットとは大きく性格の異なるものになるはずです。

 Windows RT搭載のSurface 2では、“iPad対抗”を明確に打ち出していました。もしSurface Miniがその小型版に相当する位置付けならば、今回は“iPad mini対抗”を主眼に置いた展開が予想されます。

■縦位置+ペン利用をメインに押し出してくる可能性も

 現在、10インチクラスのWindowsタブレットでは横位置の利用を基本にデザインされています。それに対して8インチクラスでは縦位置を意識したデザインとなり、本体のWindowsボタンの位置や向きも変わっています。

『Surface Mini』は5月20日にNYで発表か?
↑横位置での利用を意識した10インチクラス(左)のタブレットに対し、8インチクラス(右)では縦位置を意識したデザインが多くみられる。

 Surface Miniが縦位置を意識したタブレットになるのであれば、Surfaceシリーズの特徴でもあるキックスタンドやキーボード対応は省略される可能性が出てきます。それに代わる入力手段としてウワサになっているのが、ペン対応です。たしかにデルの『Venue 8 Pro』やASUSの『VivoTab Note 8』はペン入力をサポートしていますが、いずれの機種もSurface Proシリーズのワコム製デジタイザーほどの精度はありませんでした。

『Surface Mini』は5月20日にNYで発表か?
↑小型Windowsタブレットでもペンに対応した機種はあるが、使い勝手はSurface Pro 2ほどではない。

 もし、Surface MiniがSurface Pro 2と同等のデジタイザーを搭載するならば、精度の高いペン入力で小型Windowsタブレットを利用するという、新しい使い方を訴求することができます。それは同時に、iPad miniに対する明確な優位性にもなるでしょう。

■日本版Surface miniはどうなる?

 気になる日本での発表については、まだ何とも言えないところ。5月20日のニューヨークにおけるイベントについても、「日本からの取材は受け付けていない。ウェブキャストなどでカバーする予定」(日本マイクロソフト広報)との回答にとどまっています。

 ちなみに第2世代Surfaceの際には、9月のグローバルでの発表時点で日本は含まれていなかったものの、日本独自の発表をするために意図的に外したものであり、最終的には米国から数日遅れで日本でも発売されました。そのため、ニューヨークのイベントにおいて日本への言及がなかったとしても、期待して待っていても良いのではないでしょうか。

山口健太さんのオフィシャルサイト
ななふぉ

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