キーを叩く道具というより、もはや“飾りたくなる作品”
東京ゲームショウ2026のGuangdong Ouxideブースで目を引いたのは、一目見ただけでは普通のゲーミングキーボードとは思えない、個性あふれるデザインの数々だ。
Guangdong Ouxideは、中国・広東省東莞を拠点とする精密加工メーカー。公式サイトによると、二色射出成形技術を強みとし、金型の設計・製造や射出成形、スマートデバイスの研究開発などを手掛けている。なかでもキーキャップ製造に力を入れており、多色・多素材を使ったものや、表面加工に趣向を凝らした製品などを開発している。
実際、同社は表面にフロッキー加工を施したキーキャップや、複数色・複数面の表現に対応したキーキャップなどについても技術を開発している。単純な「文字の書かれたボタン」にとどまらず、キーキャップそのものをデザインの主役にしようというメーカーらしい。
ゲームキャラが石の中に!? 謎のオブジェにも視線が吸い寄せられる
そんなブースには、カラーリングや装飾にこだわったキーボードが並び、なかには“アート作品”と呼びたくなるようなモデルも。デスクに置いて使うだけではなく、飾って眺めたくなる方向へ振り切ったデザインが面白い。
そしてキーボード以上に「これは何だ!?」と気になったのが、ゲームキャラクターを石のような塊の中に閉じ込めたように見える展示物。透明感のある素材の中にキャラクターが浮かび上がり、まるでゲームの世界からアイテムをそのまま持ってきたような雰囲気を醸し出していた。
最近はキーボードも、性能や打鍵感だけでなく「デスクに置いたときにどう見えるか」が重要な個性のひとつになっている。Guangdong Ouxideの展示は、そんなカスタムキーボードの“見た目で遊ぶ楽しさ”をこれでもかと味わわせてくれるものだった。普通のデザインでは物足りないという人ほど、足を止めてしまいそうなブースだ。
アスキーでは「東京ゲームショウ2026レポート」として、現地取材チームによる記事を掲載中!
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