JR東日本は9月8日、「Suicaのペンギン」の後継キャラクターのデザイン案を公開。人気投票を開始した。これを受け、SNS(X)では「ペンギンのままでいい」「ペンギンの完成度が高すぎる」など、現職の続投を希望する声が挙がっている。
無出馬の現職に続投希望の声
新しいキャラの候補は、オレンジ色のリス、紫色のウサギ風、オレンジ色のコアラ風の3案。同社は9月23日まで実施する人気投票で1位となったキャラを後継に指名し、2027年春に現職のペンギンと交代させる意向を示している。
一方、Xでは同社の発表以降、本件に関連した投稿が増加。9月9日11時現在、Yahoo!リアルタイム検索のポスト数グラフ(過去24時間)では、「Suica ペンギン」に言及したポストのおよそ58%がネガティブ寄りの内容だ。
比較的目立つのはペンギンの続投を求める声で、こちらは「ペンギン自体が気に入っている・馴染みがある」といった意見と、「後継者候補のデザインへの拒否感(ペンギン続投の方がマシ)」という意見に大きく二分される傾向。求めるゴールは同じだが、両陣営で理由は大きく異なっている。
新キャラのウサギはネットミーム化
もう1つの目立った動きは、後継候補のウサギ風キャラがネットミーム化したこと。
Xでは9月8日午後から、イラストやAI生成の実写風画像・動画が数多く投稿され、一種のお祭り状態となった。ミーム化の明確な理由は不明だが、同キャラの全身紫色かつモチーフのウサギをかなりデフォルメした個性的な姿が、コアなネットユーザーの心に刺さったようだ。
類似の現象は2025年開催の大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」の発表時にも発生しており、両キャラは容姿やカラーリングのインパクトの強さ、好き嫌いがハッキリわかれる点などが共通している。
Xでは9月9日現在、ウサギ風キャラへの投票を呼びかけるファンの姿もみられ、ミーム化は概ねポジティブにはたらいている様子。
11月に発表予定の投票結果は、ネットミームとキャラクタービジネスについて、マーケティング上の有益な示唆も与えてくれそうだ。
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