第684回
往復で充電6回!? ホンダ「N-ONE e:」で東京〜セントレアを走破してわかった、軽EVのリアルなコスパ
2026年09月13日 17時00分更新
復路で直面したインフラの壁
充電器の「相性問題」と時間との戦い
それでは復路、つまりセントレアから東京へ戻る際の充電状況をご紹介しましょう。バッテリー残量は62%からスタートです。まずはアプリで立ち寄る休憩施設をチェック。すると今度は岡崎SA(上り線)、遠州森町PA(上り線)、駿河湾沼津SA(上り線)、足柄SA(上り線)の4ヵ所を提示しました。
ここで問題が発生。e-Mobility Powerのサイトによると遠州森町PA(上り)に設置されている新電元工業製の急速充電器とN-ONE e:の組み合わせで充電できない事象が報告されています(ニュースリリース)。
この手の「急速充電器によっては充電できない」という問題はN-ONE e:に限った話ではなく、ほぼすべての電気自動車に起こりうる話で、不肖はEVで遠出する際、e-Mobility Powerの不具合リストを必ずチェックしています。
ちなみにN-ONE e:が新東名および東名で充電できないSA/PAは、遠州森町PA(上り線)だけでなく、海老名SA(上下線)、長篠設楽原PA(上下線)の計5ヵ所(ただし順次修正されるかもしれないので、事前にチェックしましょう)。
さて、この「不具合リスト」。なんとPDFで公開しているため、スマホからだと見づらい&検索しづらいのです。10ページにわたる672ヵ所の不具合箇所の中から、自分が立ち寄りそうな場所を、検索機能を使わずに調べろというのは、利用者のことをまったく考えていないとしか言いようがありません。あわせて、充電できない場所をルート候補として提示してくるHondaのスマホアプリもどうかと思いますが、ともあれ事前に調べておいた自分にGJです。
ともあれ岡崎SA(上り線)に行くことに。クルマは電気を、人間は食事を欲していたので、充電中に食事をすることにしましょう。
名古屋といえば矢場とん。なのですが、これが並んでいるではありませんか! 30分以内に出庫するのがEV充電のお約束ですので、並ぶ→注文する→でき上がる→食べる→戻って出庫する、を30分で済まさなければなりません。
でき上がったのは充電開始して18分後。10分で食べて走って戻って残り1分。なんとか時間内に出庫できました。矢場とんを食べるも、ゆっくり味わうことはできず……。30分という充電時間は、食事をするには短く、ほかのことをするには長いのです。
問題は遠州森町PA(上り)の手前で充電するか、それとも先まで頑張るか。ここで考えたのが「往路は清水から先は100km/hで巡航したので、帰りも清水までは100km/hで走れば、記事的に整合性がつく」というもの。120km/h巡航しなければ電費も稼げるというわけで、遠州森町の先、掛川PAか静岡SAまで行けると考えました。
結果、着いた場所は静岡SA。残量は32%でした。ここで充電をして、次へ。なのですが、岡崎SAで食べた矢場とんにより睡魔が……。30分寝る予定が、気づけば4時間! うっかり爆睡で元気になったところで、次の充電スポットに向かいます。
新清水JCTの少し手前から115km/h巡航へアップ。やはり接地感が薄れて少し怖さを覚えますが、駿河湾沼津SAの先までそのまま巡航。結果たどり着いたのは……。
鮎沢PA(上り線)。さっそく充電して、電池残量は23%から84%にまで回復して東京料金所へ向かったのでした。
東京に到着。用賀出入口を出て、今度はニトリの近くにあるセブン-イレブンへ。N-ONE e:で約700kmを走破しました。充電回数は6回。残量は十分に残っており、家に帰ることができました。詳しい残量と電費は写真のキャプションをご覧ください。
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