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MSI「Claw 8 EX AI+ CG3EM」をレビュー

CPU性能はRyzen 7 5700Xに比肩!Arc G3 Extreme搭載ポータブルゲーミングPCの性能は驚異的だった

2026年09月01日 10時00分更新

Claw 8 EX AI+ CG3EM

 インテルが昨年から量産を開始した「Panther Lake」(開発コードネーム)は、同社の最新プロセス「Intel 18A」を初採用し、同社の半導体製造事業の命運をかけて設計されたCPU(SoC)だ。Panther Lakeは「Core Ultraシリーズ3」としてノートPC向けに出荷されているが、これをポータブルゲーミングPC向けに再構成したものが「Arc Gシリーズ」である。

 そして、このArc Gシリーズを採用したポータブルゲーミングPCの1つがMSIの「Claw 8 EX AI+ CG3EM」(以降、Claw 8 EX AI+と略)である。Arc Gシリーズには2モデルあるが、Claw 8 EX AI+は最上位である「Arc G3 Extreme」を採用。さらに、タッチ対応の8型ディスプレーに32GBのLPDDR5X-8533メモリー、1TB SSDを盛り込んだハイエンドモデルだ。

 実売価格は28万9800円前後と手軽には買えない値段だ。しかし、最新のインテル製SoCを採用し、重量わずか785g(公称)のボディーにまとめられた「Windows 11ベース」のゲーミングPCであること。そして、メモリー価格高騰の時代に32GBのメモリーを備えていることを考えると、妥当な値付けではないだろうか。

Claw 8 EX AI+ CG3EM

MSIのArc G3 Extremeを搭載したポータブルゲーミングPC「Claw 8 EX AI+ CG3EM」。実売価格は28万9800円前後

 今回、筆者はインテルよりClaw 8 EX AI+を含んだArc G3 Extremeの評価キットをお借りできた。Arc G3 Extremeがどのようなゲーム、どのようなプレイスタイルに向いているかを検証していきたい。

Claw 8 EX AI+ CG3EM

Arc Gのロゴが印刷された評価キットの外箱

Claw 8 EX AI+ CG3EM

箱の中にはClaw 8 EX AI+本体とUSB Type-Cの充電器のほかに、OWC製のThunderbolt 4ドック「Thunderbolt Go Dock」が同梱されていた。Thunderbolt Go DockからClaw 8 EX AI+に直接給電できるだけでなく、USBポートも確保できるので検証が非常にラクだった

Claw 8 EX AI+ CG3EM

ボタン配置はXBOX準拠。Claw 8 EX AI+はWindows 11の「XBOXモード」での動作をデフォルトにしているのでこの配置は至極当然。スティックの上に小さなボタン「三」と「M」があるが、下の「M」はMSI独自のランチャー(MSI Center M)を呼び出すためのボタンである

Claw 8 EX AI+ CG3EM

いわゆる“十字キー”は上下左右が独立しておらず、円形のパッドに十字形の凸部を備えるタイプ。つまり、XBOXと同じ仕様だ。スティックの根元にはRGB LEDも備える

Claw 8 EX AI+ CG3EM

Claw 8 EX AI+の上部にはThunderbolt 4対応のUSB Type-Cが2基とmicroSDカードスロット、4極対応のオーディオ入出力ジャックを備える。ちなみに、電源ボタンには指紋認証リーダーも組み込まれている

Claw 8 EX AI+

ボディー裏にはマクロキーとして登録できるM1/ M2ボタンを搭載(写真は左側のM2ボタン)

Claw 8 EX AI+ CG3EM

Claw 8 EX AI+のディスプレー解像度は1920×1200ドット、リフレッシュレートは最大120Hz。ゆえに、ゲームのフレームレートが120fps程度になる画質設定を模索したいところ

 前もってお断りしておくと、本稿はClaw 8 EX AI+の製品レビューというよりも、Arc G3 ExtremeのパフォーマンスはデスクトップPCに比べてどの程度強い・弱いかにフォーカスしている。よってRyzenベースのライバル機との比較は実施していないことをお断りしておく。

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