週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

直行便ゼロでも台湾へ。混雑を避ける“裏ルート”が快適だった

2026年06月24日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス/ASCII

●コンパクトで使いやすい高雄空港

 高雄空港はコンパクトにまとまっており、動線が分かりやすく使い勝手が抜群 。地方空港でありながら、デパーチャーボードをみると、日本を含む世界各国への就航路線が多く、キャセイパシフィック航空やベトナム航空なども飛んでおり、ハブ的な使い方もできそうです。

朝の5時台ながら、多くの搭乗客があつまっていました

地方空港ながら、東アジア・東南アジアへ多くの便が就航している

 台湾の空港を出発する際の特有のルールとして、チェックインして荷物を預けた後、預け入れ荷物がX線検査を無事に通過したかを見届けてから出国審査に向かう必要があります。うっかりモバイルバッテリーを預け入れ荷物に入れていたりすると、ここで呼び出しがあるので注意です。

 搭乗までの時間はラウンジで過ごしました。高雄空港にはチャイナエアライン、エバー航空、スターラックスといったフルサービスキャリアのラウンジに加えて、ドラゴンパスが使えるラウンジも用意されていました。

高雄空港のフロアマップ。コの字型で那覇空港国内線に似ている

●ラウンジも充実、KAVALANも飲める

 私が利用したエバー航空のラウンジには、台湾が誇るKAVALAN(カバラン)ウイスキーや、餃子、唐揚げなどの温かいフードも揃っており、朝ご飯を食べずに空港へやってきたので大助かり。

エバー航空のラウンジも早朝ながらしっかりとフードメニューをそろえていてありがたい

ここ数年で人気となり、すっかり高級酒となった台湾のウィスキー「KAVALAN」がいただけるのはうれしい!

 帰りの機材はワイドボディーのエアバスA330-300。やはり飛行機は大型のほうがトイレなどにも行きやすく快適。比較的搭乗客も少なく、隣は空席だったため3時間半のフライトのうち半分以上の時間はゆっくりと眠ることができ、疲労を感じることなく成田へと到着できました。

BR108便はワイドボディーのエアバスA330なので、機内が過ごしやすかった

3時間半くらいの短距離路線ながら、機内食は2種類(ポークかチキン)からのチョイスでした。照り焼きポーク丼を選択

●台湾便が取れないなら地方空港を使おう

 直行便の王道ルートが混雑している昨今、あえて神戸空港や高雄空港のような地方の空港を活用するのは有効な選択肢です。マンモス空港特有の長蛇の列や、搭乗ゲートまでの果てしない歩行距離を避け、コンパクトな動線でストレスフリーな移動が実現できます 。次に台湾へ向かう際は、直行便にこだわるだけでなく、ぜひ「いつもとは違うルート」も検討してみてください。思いがけない快適さと、新しい旅の楽しみに出会えるかもしれません!

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事