NVIDIAがノート向けSoCを公開!COMPUTEX2026の基調講演でエージェント型AIに向けた新製品群を多数発表
2026年06月02日 13時10分更新
AIプラットフォーム「NVIDIA Vera Rubin」を量産開始
NVIDIAは、エージェント型AIファクトリーのエンジンとなるマルチラックのポッドスケールシステム「NVIDIA Vera Rubin」の量産開始を発表。Vera Rubinは、前世代のNVIDIA Grace Blackwellプラットフォームと比較して、大規模環境におけるエージェントのスループットを10倍に向上させている。
同システムを構成するチップ群は、3ナノメートルプロセスで製造され、CoWoSパッケージングとMicron、SK Hynix、SamsungのHBM4メモリーを採用している。Vera Rubinのコンピュートボードには、6兆個のトランジスタと1万8000以上のコンポーネントを搭載している。
ラックはMGX設計の第3世代にあたり、18のコンピュートトレイと9のホットスワップ可能なNVLinkスイッチトレイで構成。システム全体でケーブルを排除した新しいPCBミッドプレーン設計を採用し、液冷バスバーには電気自動車20台分のフル加速に相当する5000アンペアの電流が流れる仕組みとなっている。
システムの中核となる「Vera CPU」は、エージェントAI向けに低遅延かつ高応答性を追求して設計された。Vera Rubinラック内には、GPUやKVキャッシュを管理・オーケストレーションするCPUと、データ保護と分離を担うCPUが搭載され、モデルのハーネス、ツール使用、データベースアクセスを効率的に処理する。
さらに、AIデータパスのセキュリティを確保するため、「NVIDIA Vera BlueField-4 STX」が組み込まれている。NVIDIA DOCAソフトウェアスタックと連携し、既存のエージェントレス・ランタイム・ソリューションと比較して最大1000倍高速なランタイム脅威検出を実現し、最大800Gb/sの速度でネットワークおよびファイルアクセスポリシーを適用する。Vera Rubinは今秋より出荷が開始される予定だ。
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