G-Master Velox III Intel Editionをレビュー
RTX 5060 Ti&Core Ultra 5 250KF Plus搭載ゲーミングPCの性能を検証!WQHD快適プレイに超オススメの静かで高コスパな選択肢
2026年04月28日 10時00分更新
CPUは安定冷却、動作音は図書館レベル
G-Master Velox III Intel Edition
は、静音性にも配慮している。PCケースはFractal Designの静音モデル「Pop Silent」で、CPUクーラーはNoctuaの「NH-U12S redux」を採用。コスパ重視のゲーミングPCではあるものの、ユーザーのお使用感を損ねるような割り切りは皆無だ。
しかし、いくら動作音が静かでもCPUを十分に冷却できないとまずい。そこで、まずはCPU温度からチェックした。CINEBENCH 2026のMultiple Threadsテストを実行し、標準設定となる約10分のテスト終了直前の状態を見てみよう。なお、CPUの温度は「HWiNFO64 Pro」で取得。「CPU Package」の値をCPU温度としている。
CPU温度は最大88度、平均83度と安全圏。また、高温時に自動で動作クロックを落とす「Core Thermal Throttling」も作動せず、動作はずっと安定していた。さらに、「CPU Package Power」は設定上限となる159Wをほぼキープしており、電力制限面から見ても最大性能が引き出せていると判断できる。つまり、CPUクーラーの冷却性能が十分だということが確認できた。
続いては動作音だ。上記のテスト時に騒音計を使って計測した。PCとの距離は正面約30cm。なお、数値は目視で確認し、瞬間的な値は除き、動作音が大きいと感じたときの最頻値に近い値を採用している。
PC電源オフ時の暗騒音は31.7dB。電源を入れて数分放置し、安定した時のアイドル時で36.6dBとなっていた。アイドル時の動作音を耳で聞いた印象は、電源が入っていることはわかるものの、生活音に隠れてしまう程度なので、まったく気にならないレベルだった。
CINEBENCH 2026を動かすと、ファンの回転数が高くなったことがわかるくらいの動作音。騒音値は41.7dBだった。これは図書館や静かな住宅地程度であり、外を通る車の音や風の音のほうがよっぽど大きい。当然、「うるさい」と感じるほどではなく、余裕で音楽を再生して楽しめるし、会話のジャマになることもない。
ただし、家族が寝静まったあとの深夜利用だと多少気になることもあるかもしれない。といっても、夜中に動く冷蔵庫くらいの印象なので、同じ部屋でなければ問題なさそうだ。サイコム
の静音PCであるSilent Masterシリーズには及ばないとはいえ、ゲーミングPCの印象が変わる……といっても過言ではないくらいには静かだと感じた。
3Dグラフィックス性能を「3DMark」でチェック
続いて、PCゲームの快適さを左右する3Dグラフィックス性能を、ベンチマークソフト「3DMark」でチェックしよう。このベンチマークソフトは、解像度やAPIなどの違いによって多くのテストが用意されており、手軽に性能が測れる。
その中でも重ためのテストが「Speed Way」。Direct X12 Ultimateに対応したもので、リアルタイムのグローバルイルミネーションやレイトレーシングなどを実行する。最近のゲームはレイトレーシングの利用が当たり前になってきているだけに、こういった重たいテストでどこまでスコアーが伸びるのかは気になるところだろう。
結果は4120スコアーと、GeForce RTX 5060 Ti搭載ゲーミングPCとしては標準的な成績だった。ミドルクラスのゲーミングPCとしての実力相応といえるだろう。ほかのテストの結果も下記にまとめておいたので、自分のPCとの性能比較に役立ててほしい。
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