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G-Master Velox III Intel Editionをレビュー

RTX 5060 Ti&Core Ultra 5 250KF Plus搭載ゲーミングPCの性能を検証!WQHD快適プレイに超オススメの静かで高コスパな選択肢

2026年04月28日 10時00分更新

G-Master Velox III Intel Edition

 前回に引き続き、サイコムのゲーミングPC「G-Master Velox III Intel Edition」をご紹介しよう。本稿ではその性能に迫る。試用機では、コスパ抜群で今最も注目されているCPU、Core Ultra 5 250KF Plusを搭載。ビデオカードはGeForce RTX 5060 Ti搭載モデルなので、WQHD(2560×1440ドット)で快適に遊べるゲーミング性能が期待できる。

G-Master Velox III Intel Edition

CPU-Zの実行結果。Core Ultra 5 245KFと比べ、Eコアが4つ増加し、6P+12E構成となっている

G-Master Velox III Intel Edition

ビデオカードはPalitの「GeForce RTX 5060 Ti White OC 16GB」

G-Master Velox III Intel Edition

サイコムのゲーミングPC「G-Master Velox III Intel Edition」。標準構成の直販価格は24万2620円(送料込み)

G-Master Velox III Intel Edition
標準構成の主なスペック 試用機の主なスペック
CPU インテル「Core Ultra 5 225F」
(10コア/10スレッド、最大4.9GHz)
インテル「Core Ultra 5 250KF Plus」
(18コア/18スレッド、最大5.3GHz)
CPU
クーラー
Noctua「NH-U12S redux」(空冷、120mmファン、サイドフロー)
マザー
ボード
ASRock「B860 Rock WiFi 7」(インテルB860、ATX)
メモリー 16GB(16GB×1)、DDR5-5600
<メジャーチップ・JEDEC準拠品>
16GB(8GB×2)、DDR5-5600
<メジャーチップ・JEDEC準拠品>
ストレージ Crucial「E100 CT1000E100SSD8」(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0)
ビデオ
カード
Manli「Nebula GeForce RTX 5060 8GB GDDR7」(8GB GDDR7) Palit「GeForce RTX 5060 Ti White OC 16GB」(16GB GDDR7)
電源
ユニット
COUGAR「ATLAS 750 CGR BA-750」(750W、80 PLUS BRONZE)
PCケース Fractal Design「Pop Silent White TG Clear Tint FD-C-POS1A-02」
(ATX、ミドルタワー)
PCケースオプション なし ARGB発光システム
(LEDストリップ2本)
通信機能 2.5GbE(有線LAN)、Wi-Fi 7(無線LAN)、Bluetooth 5.4
サイズ 215(W)×473.5(D)×454(H)mm
OS Microsoft「Windows 11 Home」
直販価格 24万2620円 30万5760円

まずはCPU単体の性能をチェック!

 CPUクーラーが空冷ということもあり、まずはCPU性能から確かめてみよう。試したベンチマークソフトは「CINEBENCH 2026」だ。こちらはCGレンダリング速度から性能を測ってくれるもので、CPUの地力がわかる。

 結果は「pts」という独自の単位で表し、この値が高ければ高いほど高性能となる。テストは全コア/スレッドを使用するMultiple Threads、1つだけ使用するSingle Threadを実行した。

G-Master Velox III Intel Edition

CINEBENCH 2026の結果

 Multiple Threadsが6985ptsで、Single Threadは563pts。KTU氏による別記事のレビュー結果と比べると、Single Threadのスコアーは期待通りだが、Multiple Threadsの期待値はかなり低めとなっている。

 この原因はメモリー速度だろう。Core Ultra 5 250KF Plusのサポートメモリークロックの最大はDDR5-7200。試用機のメモリーはDDR5-5600なので、ここがボトルネックとなっている。実際、オーバークロック動作となるがDDR5-6200に引き上げてみたところ、Multiple Threadsのスコアーは7074ptsまで増加した。

 また、逆にメモリー速度をDDR5-4400に落として試してみたところ、Multiple Threadsのスコアーは6839ptsに落ちたので、CINEBENCH 2026でメモリークロックが大きく影響することは間違いない。ちなみに、Single Threadのスコアーは560ptsでほぼ変わらずだったので、シングルスレッド性能が重要なゲームへの影響は軽微だと考えていいだろう。

 もう1つ、同じくCGレンダリングを行なうベンチマークテストとして、Blender Open Dataの「Blender Benchmark」も試してみた。

G-Master Velox III Intel Edition

Blenderのバージョンは5.1.0でテスト。DDR5-5600時の結果

 「monster」のレンダリング性能(Samples per minute)で比較すると、DDR5-5600動作時が約196.5だったのに対し、DDR5-6200だと約199.3とやや伸びた。しかしながら、こちらは誤差の範囲なのでメモリー速度の影響は、比較的軽微といっていいかもしれない。

 残念ながらBTOオプションには高速なメモリーは用意されておらず、マルチスレッド性能の底上げは難しい。とことん性能にこだわりたいというのであれば、将来高速なメモリーへの換装を視野に入れておきたい。

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