一人暮らしといえば、「とりあえず家電一式をそろえる」というのが、従来の“当たり前”でしたよね。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ……そしてテレビ。家電量販店で一式そろえて、そこから生活をスタートする。こんな流れに、覚えがある人も多いはずです。
ところが最近は、その前提が少しずつ変わってきているようです。最初から全部をそろえるのではなく、「必要になったら買う」というスタイルを選ぶ人が増えているのだとか。
とある調査では、一人暮らし開始時に“あえて買わなかった家電”の1位が「テレビ」となりました。その割合は、なんと46%。ほぼ2人に1人が「最初は必要ない」と判断している計算になります。
スマホやタブレットで動画を見るのが当たり前になった現代で、「テレビはなくても困らない」という判断は、もはや特別なものではないのかもしれません。
興味深いのは、「買わなかったことで困った経験がある」という人がそこまで多くない点です。約7割が「特に困らなかった」と回答しており、“なくても成立する生活”が現実になっていることが見えてきます。
とはいえ、完全に不要というわけでもなく、電子レンジや掃除機のように「やっぱり必要だった」と後から購入されることが多い家電も存在します。最初から全部そろえるのではなく、実際の生活の中で“必要性を見極める”方向にシフトしているとも言えそうです。
家電は「持っていて当たり前」から、「なくてもいいかもしれないもの」「必要になれば買うもの」へ。そんな価値観の変化が、静かに進んでいるのかもしれませんね。
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