Andoroidの方が使える機能は多い
ここまで紹介した機能は基本的にAndroidとiOSの両方で利用可能だが、Android版GeminiはOSとより深く結合されているため、iOS版と比較して豊富な機能を利用することができる。
たとえば、Androidデバイス(スマートフォン/タブレット)では「Googleアシスタント」の代わりにGeminiをデフォルトのアシスタントとして設定し、電源ボタンの長押しで起動することが可能だ。
また、Geminiを介して電話をかけたりタイマーやアラーム設定をするなど、一部のデバイス操作も実行可能だ。
もちろんiOS版はこれらのデバイス操作には対応していない。
さらに、「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」「Pixel 9 Pro Fold」など「Google Tensor G4」チップを採用した一部の最新グーグル製スマートフォンでは、デバイス上で動作し、軽量かつオフライン利用も可能な「Gemini Nano」を利用できる場合もある。
このように、OSとの統合度の違いが、Android版とiOS版のGeminiの機能差として表れているところがChatGPTやClaudeと大きく異なるところと言えるだろう。
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