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乗ろうよ! 飛行機

ANAの新ブランド、AirJapanの機内が快適すぎてヤバかった

2024年02月14日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

記念すべき初フライトはバンコク行き
約7時間のフライトに旅立ちます

 記念すべき初便となるNQ1便は成田空港を17時55分に出発し、バンコクのスワンナプーム空港には23時15分に到着するルートです。復路のNQ2便はバンコクを0時15分に出発し、成田空港へは日本時間の8時10分に到着。NQ1便は火曜日以外、NQ2便は水曜日以外の週6便というスケジュールになっています(3月31日以降は週7便となりフライト時刻も若干の変更あり)。筆者がプレスツアーとして参加した2月9日の初便では、使用する51番ゲート付近で記念式典が開催され、初便を祝うにふさわしい華やかさでした。

AirJapanエアジャパン乗ってみた

(左)津軽三味線奏者の山下靖喬さんによる生演奏。(中央)熊谷俊人千葉知事などの来賓によるテープカットで初便をお祝い。(右)オリジナルの法被を着てAirJapanに搭乗するファンの姿もありました

AirJapanエアジャパン乗ってみた

成田空港第1ターミナル南ウィングでチェックイン

AirJapanエアジャパン乗ってみた

2月9日初便のゲートは51番

AirJapanエアジャパン乗ってみた

CAさんが搭乗のお出迎え

結論から言うと、全席エコノミークラスでも快適
近年でトップクラスの座り心地でした

 機内へ搭乗してみると、まず気がつくのが室内の広さです。もちろん改修で機体が大きくなっているわけではありませんが、広々とした空間が広がっている感じがします。というのも、改修前のANA使用のボーイング787-8型機は、ビジネスクラスとプレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスで、クラスを仕切るための壁などがありクラスごとにエリア分けされていました。

 これがAirJapanの仕様では、全席エコノミークラスとなっているためクラスを仕切るための壁がなく、さらに中央部前方L2-R2ドア付近にあったバーコーナーと、中央後方L3-R3ドア付近のギャレーも撤去されています。そのため非常に見通しが良いのです。今回往路・復路ともに後方の30列以降の座席でしたが、フライト中ずっと前方まで見渡せるため、開放感があり、狭苦しさを感じず非常に快適でした。

AirJapanエアジャパン座席

機内最後方から眺め。前方まで区切りが無いため広々とした印象

 (次ページ:シートは一般的なLCCより約7センチ余裕あり)

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