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JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSをレビュー

12万円切りで最安級! 5120×1440ドットの49型超ウルトラワイド曲面ディスプレーがすんごい

2023年11月26日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII
提供: 株式会社JAPANNEXT

1.2mを超える横幅は圧巻、スタンドも高機能

 JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSの背面には、支柱のまわりに赤色のアクリル製パーツを装着でき、デザイン上のアクセントになっている。

液晶パネルと支柱の接合部には、リング状のアクリル製パーツを装着できる。なお、光りそうに見えるがLEDは非搭載

 液晶パネル自体の縦サイズは約365mmしかないため、高さは最大でも約575mmとそこまで高くはない。しかし、49型ということで横幅は約1212mmとかなり横長だ。設置場所には多少気をつかう必要がある。

 ちなみに、筆者が仕事をしている机の幅は1200mmなので、JN-IPS49DWQHDR-C65W-HSを置くと、そのほとんどが画面で埋まってしまった。ただし、奥行きは台座を含めても約304mmしかないため、2台ぶんの台座と比べるとすごく省スペースだ。

 液晶パネルのベゼル幅は約1.2mm、液晶非表示幅は約8mmの極狭額縁デザインを採用。画面サイズが広い曲面パネルということも手伝って、ゲームや動画をフルスクリーンで表示するとその迫力はかなりのものだ。

液晶非表示幅を含めて約9.2mmの極狭額縁デザインと、49型超ウルトラワイド曲面パネルで没入感は抜群

 台座はハの字型で1辺の長さが370mmほど。2辺の間は100度近い角度のため、かなり大きなモデルではあるが安定感は良好。台座と支柱は1本のネジで固定するタイプだが、ネジにはツマミがあるのでドライバーなしで装着できる。

 支柱は太さが60mmほどでかなりしっかりしており、下部にはケーブルを束ねる穴も用意。液晶パネルにはツメを引っかけるだけで固定でき、これだけ大きなサイズにも関わらずツールレスでセットアップできる点は好印象だ。

支柱は液晶パネルにツメを引っかけて固定。アクリル製パーツはこの上から設置する

 また、この支柱は150mmの高さ調節が可能。-5度~+15度の傾き調整であるチルト機能、左右に30度の首振りが行えるスイーベル機能も備え、細かな位置調節が容易にできる。

大型モデルではあるものの、可動域は意外なほど広い

 なお、液晶パネルは時計回りに90度回転するが、画面端が机に触れてしまうためか、仕様上はピボット機能はないことにしているようだ。ただ、この機能のおかげでケーブルの抜き差しはかなりラクにできたので特記しておきたい。

 ちなみに、100×100mmのVESAマウントに対応しており、製品にはスペーサーも付属している。ディスプレーアームを別途購入すれば、49型でもダイナミックにピポットできるかもしれない。しかし、かなり重いのでアーム選びは慎重に。

手頃なところだと、JAPANNEXTのクランプ式4軸ディスプレーアーム「JN-ARM-GM112XDV」(直販価格9980円)がオススメ。耐荷重は15kgで15~55型までサポートする

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