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ロードスターRFの怪奇音は66円で止まる

2023年10月01日 07時00分更新

新球場にマツダで行くと盛り上がる

 さて、ここから先は完全な余談です。

 電動開閉式の屋根は精度が大事。そんなヒントをくれたファイターズの新球場がある北海道北広島市は、明治時代に広島県の方々が入植されて出来た街です。つまり広島とは関係の深い土地柄です。北広島には今でもカープファンが多くいらっしゃいますし、ファイターズが札幌を本拠地とする以前は、少年野球チームも「〇〇カープ」のようなチーム名が多かったような。だからここへロードスターで行くと、なんとなく広島へワープしてきたような、擬似的な里帰りのような気がして、試合のない日はつい寄ってしまいがち。奥田民生の「風は西から」なんか聴きながら。

 肝心の野球チームは今年もリーグ最下位が決定。今のところ優勝に絡めるほど強くはありませんし、交流戦でカープと当たった際には守備力の差をまざまざと見せつけられました。ですが将来、もしカープと日本シリーズで当たることになろうものなら盛り上がること必至。私の目が黒いうちに万が一にでも間違ってそうなった暁には、ぜひソウルレッドのクルマに乗ってマツダスタジアムへ出かけたい。全国のカープファンの皆さんも、その際はぜひ北広島へ。ちなみに球場でお好み焼きが食べられますが、出店しているのは「電光石火」のみであり、それ以外の粉もんはとってもおいしいたこ焼きのみ。

 そして球場北側の出入り口からは電動可動式屋根の駆動台車を製作した地元企業、中山機械も見えます。その光景から、かつてマツダに直4ガソリンエンジンを縦に積んだおかげでたった2人しか乗れない非効率的な設計にも関わらず結構な固定ファンのいたロードスターというオープンカーがあり、そのバリエーションに電動ルーフ付きの車種があったことを思い出していただければ。って、そんなに遠い将来の話なのか。

 未来はきっといいぜ。それではまた。

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