舞台は第74層ボス部屋!
グリームアイズから感じる“圧”が半端ないって
後半はVRパート。こちらの体験ではコントローラーが手渡され、Virtual Reality(仮想現実)の中で3Dアバターを操作してSAOの世界を体験できた。
視界は完全に仮想空間へと移行して舞台は第74層ボス部屋。入ってすぐにアスナからパーティー申請が送られてきたので、もちろん「○」を選択。いざ、フロアボスへ挑戦!
出現したのは「ザ・グリーム・アイズ」。SAOの中でも印象深いボスモンスターだが、デスゲームで立ち向かったキリトを素直に褒めたくなるほど圧がすごい! 物語で、ほぼ単騎で勝ったキリトはさすがだと思いつつ、この体験ではアスナも攻撃参加。頼もしさが半端ないって!
ゲーム内では、指定のコマンド操作を挟みつつ戦闘が進行。敵の攻撃を弾き返す「パリィ」や「ソニックリープ」「ホリゾンタル・スクエア」のソードスキルが、体の動作とコントローラーの操作で発動できた。
ラストアタックは作中同様、ウィンドウ操作をして「二刀流」を使い「スターバースト・ストリーム」を発動。
爽快な16連撃の後にはフロアボス討伐を祝う「Congratulations!!」の表示が出現。これにてグリームアイズの討伐が完了となった。
MR/VRの正式サービスは叶うのか
今回、MR/VR試遊を体験していた時間は10数分ほどだが、体感的にはそれよりも短い時間に感じるほどあっという間で、時間を忘れてSAOの世界を楽しめた。
3D化したアバター、デジタル情報が追加された空間、敵モンスターが作り出す臨場感はあまりにリアルで、“SAOをここまで再現したのか”とファンとしては胸が高鳴る体験だった。
このMR/VR試遊は、現状ではサービス化の予定はなく、本イベントのみの限定的な実施想定だったという。技術の改良やゲーム内での調整を経て、次はチュートリアルのような内容ではなく、思いのまま自由に仮想空間を冒険させてほしいと思う。
SAO MR/VRゲームの今後に期待し、サービス開始を心待ちにしよう。
©2020 川原礫/KADOKAWA/SAO-P Project
©Bandai Namco Entertainment Inc.
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