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「SAO」新作スピンオフ&アンソロジーを続々発表! 電撃ノベコミ+にて先行無料連載中

2023年08月28日 16時45分更新

 KADOKAWAは8月26日、電撃文庫より刊行の「ソードアート・オンライン(SAO)」シリーズより、新作スピンオフの発売を決定した。

 SAOは、全世界で関連シリーズ累計3000万部突破の人気作品であり、今回のスピンオフは「ガンゲイル・オンライン(GGO)」「クローバーズ・リグレット」に続く、「ソードアート・オンライン オルタナティブ」の新シリーズとなる。

 さらに、豪華クリエイター陣が参加する公式アンソロジー小説の刊行も決定。SAOを舞台にした新たな物語に注目しよう。

スピンオフ第1弾
「ソードアート・オンライン オルタナティブ グルメ・シーカーズ」

SAO スピンオフ

著者:Y.A イラスト:長浜めぐみ 原作・監修:川原 礫
定価:1430円
発行:KADOKAWA(電撃の新文芸)
発売日:11月17日(予定)
書籍情報:https://dengekibunko.jp/product/322304000379.html
購入予約(カドカワストア):https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322304000379/?ref=dengekibunko

あらすじ:
VRMMOでの料理を体験してみたかっただけなのに、運悪く《ソードアート・オンライン》に閉じ込められてしまったゲーム初心者の姉弟、ユズとヒナ。
二人が取った選択は――《料理》スキルを極めること!?
同じく料理好きなプレイヤーとともに《食の探求団》という名のパーティーを結成。
美味な食材やレアな調理器具が報酬となるクエストをこなしたり、現代日本の料理再現に挑んだり……料理に全振りな日々を過ごし、屋台をオープン。
創意工夫を凝らしたメニューで、攻略プレイヤーたちの胃袋もわし掴み!
《SAO》世界でのまったりグルメ探求ライフ、開幕!

電撃ノベコミ+で先行無料連載中
https://dengekibunko.jp/novecomi/novel/16817330659567597487/

スピンオフ第2弾
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ミステリ・ラビリンス【迷宮館の殺人】」

著者:紺野天龍 イラスト:遠田志帆 原作・監修:川原 礫
定価:770円
発行:KADOKAWA(電撃文庫)
発売日:12月8日(予定)
書籍情報:https://dengekibunko.jp/product/322305000505.html

あらすじ:
《アルヴヘイム・オンライン》の世界で探偵事務所を開いていた少女スピカと助手の俺は、かつてログアウト不可となっていたVRMMO《ソードアート・オンライン》の中で記されたと思しき手記を入手する。
それは難解なダンジョンに閉じ込められたのちに起きたという、連続殺人の詳細な記録だった。
未解決事件の真相を調査しようと意気込む推理小説マニアのスピカとともに、事件現場となったというアインクラッド第二十層《ひだまりの森》の片隅にたたずむ《迷宮館》を訪れるが……。

スピンオフ第3弾
「ソードアート・オンライン オルタナティブ ギャンブラーズ・オナー」

著者:周藤 蓮 原作・監修:川原 礫
発行:KADOKAWA(電撃文庫)
発売日:近日公開

あらすじ:
引退した元ギャンブラー・巴啓司は、知人のゲーマー少女・蓬田遥の頼みで人生初めてのVRMMOへと挑戦することになる。
目標は新生アインクラッドで行われている大規模なカジノイベント、そしてその目玉商品である両手斧《タイタンズ・ネイル》。
ゲーム内のカジノで少し遊ぶだけ――そのはずだった巴啓司は、しかしVRMMO全体を揺るがす陰謀へと巻き込まれることになる。

公式アンソロジー小説「ソードアート・オンライン IF」

SAO アンソロジー

原作・監修:川原 礫
定価:800円
発行:KADOKAWA(電撃文庫)
発売日:11月10日(予定)
書籍情報:https://dengekibunko.jp/product/322306000875.html

詳細:
“もしも”をテーマにSAOの世界を自由に描く、公式アンソロジー小説!
ガンゲイル・オンラインやクロバーズ・リグレットだけじゃない。グルメありゾンビありの完全IFな一冊!
参加クリエイターは、時雨沢恵一×黒星紅白、渡瀬草一郎×ぎん太、牧野圭祐×かれい and more!

電撃ノベコミ+で先行無料連載中
https://dengekibunko.jp/novecomi/novel/16817330662429839391/

アンソロジー小説用の特別なイラストを公開

SAO アンソロジー
SAO アンソロジー

参加クリエイターによるコメント

時雨沢恵一
アンソロジー小説を書くのはいつも緊張します。真面目な作品ばかり並ぶであろう中で悪目立ちしないよう、精一杯おちゃらけずに書きました。読者の皆様におかれましては、「どうした時雨沢、悪い物でも食べたか?」と心配しないでください。お楽しみにー。

渡瀬草一郎
ご無沙汰しております、渡瀬草一郎です。このたびはアンソロジー企画にお誘いいただき、ありがとうございます! クローバーズ・リグレットは全3巻で完結したのですが、それでもまだ愛着のあるキャラクターが多く、こうして新しいお話をお届けできることがたいへん嬉しいです。今回は館(やかた)モノのミステリーに偽装したRTA(リアルタイムアタック)要素のあるシナリオに、主人公達がまったり挑戦するお話なのですが……「好きに書いていいよ」というお言葉を真に受けて、昭和生まれにしか通じそうにないネタをいくつか仕込んだら、そのまま通ってしまって微妙に動揺しています。「え、いいんですか?」と改めて聞く勇気もないので、たぶんそのまま出ると思います。ご期待ください。

牧野圭祐
「もしシリカがピナではなくて、気持ち悪いモンスターをテイミングしてしまったら?」 今回のif企画の打診を受けた直後にパッと思い浮かび、最初は触手モンスターが仲間になってしまう話を考えていたのですが、気づいたら幽霊少女に呪われていました。どちらにせよヒドい話ですね。もちろん触手モンスターも登場します。でも内容はヒドい話じゃなくて、少女のジュブナイルな冒険物語なんです……。ところでイラストはなんと、かつてガガガ文庫の「月とライカと吸血姫」で担当していただいたかれい先生。完全にレーベル越境しているので「これ大丈夫なんですか」と確認したんですが大丈夫でした。これも一種のifかもしれません。さて、SAOの世界を舞台としたさまざまなifのひとつとして、このMORE DEBANな掌編を楽しんでいただけたら嬉しいです。最後になりましたが、この企画にGOを出してくださった川原先生に感謝を、そして電撃文庫さん30周年おめでとうございます。

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