SAOゲーム攻略会議2023「MR/VR試遊体験ブース」
バンダイナムコエンターテインメントは8月26日、ベルサール秋葉原にて「SAOゲーム攻略会議2023 -CONNECTING-」を開催した。
イベントでは、SAOゲームシリーズ10周年を記念し、これまでのタイトルを振り返る展示や、最新タイトル『ソードアート・オンライン Last Recollection（ラスト リコレクション）』などの情報発信をするステージなど、数々の企画を実施。
試遊体験前半のMRパートの様子。「複合現実」の世界に驚きました
今回は、MR/VR試遊体験ブース「ソードアート・オンライン Revenge of the Gleam Eyes」をレポート。まるでSAOの世界に入り込んだような特別な体験ができたので、その内容を紹介しよう。
“これはゲーム、そう思っていたーー”
さまざまな3Dオブジェクトに大興奮！
ゴーグルを被ってまず見たのは自分の手。動作にラグを感じないのがすごい
試遊体験の前半はMRパート。MRはMixed Realityの略称で、現実世界に仮想の物体を映し、相互にリアルタイムで影響し合う空間を構築することを指す。
ゴーグルを被るとデジタル情報が付加された視界になり、自分の手もグローブが付けたCGの手となって表示された。
体験する前は“所詮はゲーム……”と軽い気持ちでいたが、ゲームと呼ぶにはあまりにもリアルすぎる。目を動かすと視界も動き、手を動かすとCGの手も動くのだが、動きがとても滑らかなことに驚きを隠せなかった。
MRエリアにあった「結晶アイテム」。SAOではお馴染みですね！
MRの体験エリアには、回復ポーションや結晶アイテムといったSAOのお馴染みアイテムが3Dオブジェクトとして置かれており、持ち上げたり手放したりができた。
回復ポーションを飲む動作をすると飲み干す音が聞こえる！
回復ポーションを持って飲む動作をするとゴクゴクと飲み干す音も聞こえてきて、本当に飲んでいるかのような感覚を楽しめた。HPバーが減っている状態で飲んだらちゃんと回復したのかどうかは気になるところ。
「メニューウィンドウ」も操作できる！
右手をスライドすると「メニューウィンドウ」が出現。SAOのファンであれば、この動作が体験できることはとてつもなく鳥肌モノでしょう。
視界いっぱいに広がるアニメ＆ゲームの名シーン。体験者にはうれしいプレゼントですね
「Items」→「資料」をタップすると、SAOのアニメとゲームの名シーンが視界いっぱいに広がる。SAOの思い出を振り返れる、参加者へのささやかなプレゼントだ。
MR体験で使用したヘッドセット「Meta Quest Pro」
今回使用したヘッドセットはMetaの法人向けVRヘッドセット「Meta Quest Pro」。解像度が片目1832×1920ドット（両目3664×1920ドット）、リフレッシュレートが90Hz、パンケーキ型レンズを採用。SoCがSnapdragon XR2+ Gen1、12GB RAMを搭載している。
小窓を見るような狭い範囲のMR表現だった従来のMRヘッドセットと異なり、Meta Quest Proでは、外部カメラが捉えた現実世界の上にCGが重ねられ、格段にMR表現が広がる。
まさに「オーディナル・スケール」のようなMR体験。それもSAOの世界観で楽しめたのは格別だったと思う。
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