AIアシスタント「Windows Copilot」が
Windows Insiderプログラムに登場
WindowsのAIアシスタント「Windows Copilot」が、Windows InsiderプログラムのDevチャネル向けに公開された。Windows 11 Insider Preview Build 23493で利用できたので、早速レビューしてみよう。
まずは、Microsoft Edgeブラウザーを更新し、バージョン115.0.1901.150以上にしておく。するとタスクバーに「Copilot」アイコンが追加されるので、クリックすると右側に操作パネルが表示される。ショートカットの「Win+C」キーでもOKだ。
右側に、「Windows Copilot」のパネルが開き、チャットできるようになる。Bing Chatのように質問できるのだが、ここでWindowsの操作ができるというのだ。
Windows Insiderブログでは、アクションが英語で紹介されている。日本語は以下のような感じだ。
「ダークモードに変更して」
「邪魔しないでください」
「スクリーンショットを撮って」
「このサイトを要約して(Microsoft Edgeのアクティブタブ)
「月に住んでいる犬の物語を書いてください」
「スズランが咲き乱れる静かな鯉の池の絵を作ってください」
早速、「ダークモードに変更して」と入力してみると、しばらくアクションを検索したあと、英語で設定を変更するかどうかの確認が表示された。「はい」をクリックすれば、ダークモードに切り替わった。ちなみに意味が通じれば、ほかの文言でもいい。「ダークモードに変えろ」でもいい。ただし、確認画面で、「はい」と入力しても認識せず、「いいえ、結構です」をクリックした動作になる。
「スクリーンショットを撮って」と入力すると、「Open Snipping Tool」と表示され、クリックすると「Snipping Tool」が起動。Edgeを起動した状態で「このサイトを要約して」と入力すると、さらっとまとめてくれた。これは、重宝しそうだ。
Bing ChatやBing Image Creatorのように、物語を書いてもらったり、画像を生成してもらうことも可能だ。
しかし、「邪魔しないでください」と入力すると、「申し訳ありませんが、この会話を続けることができません」とキレられて、会話が終了してしまった。
試しに、英語の「Turn on do not disturb.」を入力してみると、「応答不可」がオンになっているよう。そこで、「応答不可をオンにして」と入力してみると、同じ確認画面が表示された。もちろん、まだまだプレビュー版なので、この程度は問題なし。
とうとう、Windowsを自然言語で操作できる時代が到来した。ここからのブラッシュアップは黙っていても進むことだろう。きちんと日本語もケアしていただき、1日でも早く、望みを入力するだけで目的の操作ができるようになってほしい。
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