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IBMとアドビ、生成AI「Adobe Firefly」などを活用しコンテンツサプライチェーン構築を支援

2023年06月20日 11時50分更新

アドビの生成AIツール導入をIBMのコンサルタントが支援

 IBMは6月19日(現地時間)、過去20年以上にわたって築いてきたアドビとのパートナーシップを拡大し、「Adobe Sensei GenAI」や「Adobe Firefly(現在ベータ版)」などの生成AIモデル群を導入するコンテンツサプライチェーン支援ソリューションを発表した。

 顧客企業はAdobe Sensei GenAIやAdobe Fireflyといったアドビの生成AIを利用したコンテンツサプライチェーンソリューションと、数十年にわたるAIの経験を持ったIBMコンサルティングのサービスを活用することで、デザインを含むクリエイティブプロジェクト全体で、コラボレーションの促進、創造性の最適化、スピードアップ、タスクの自動化などを実現する統合コンテンツ・サプライチェーン・エコシステム構築の支援を受けることができる。

生成AI支援に特化した施設も開設

センター・オブ・エクセレンスの様子

 また、今回IBMコンサルティングは生成AI支援のための施設「センター・オブ・エクセレンス」を発表した。

 同施設には生成AIに特化した専門知識を持つ1000人以上のコンサルタントが待機し、「IBM Garage for Generative AI」のような実績ある開発フレームワークと、アドビ、IBM、パートナー企業が提供するエンタープライズグレードのAIを利用して、顧客のビジネス変革を加速させるための支援を行っていくという。

 アドビの生成AIツールを効率的に導入したい企業にとって頼もしい存在になるだろう。

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