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電動シティレーサー・日産「AURA NISMO」は走りの高揚感がハンパない!

2023年05月20日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●新 唯(@arata_yui_)編集●ASCII

レスポンス良く軽快な走り!
やっぱりNISMOならNISMOモードで走りたい

 まずはECOモードで走行開始。「車の動きも操作も軽快ですね」と唯さんはステアリングを操りながら笑顔をみせます。「パワーがあるんですよ。だからストレスが少ないですね。モーターの音も聞こえて、それに慣れていないのから違和感を覚えますが、でも静かですね。ロードノイズが多く聞こえるのはスタッドレスタイヤだからかな」と、AURA NISMOを分析していきます。

 乗り心地はやや硬め。ですが「しっとりした乗り味です」と唯さん。「硬めなのですが、跳ねたりしないんです。欧州車に似た印象ですね」というように苦痛はともなわない様子。「シートのホールド感もいいですし、クッションも適切。いいですね!」と街を走り抜けていきます。

 e-PEDAL動作も「KICKSの時に比べたらなれたかな」と、ECOモードを多用。ですがアクセルペダルから足を完全に離すとブレーキランプが一瞬点灯することに気づくと「運転が下手な人に思われそう(笑)」と、完全にリリースしないように気をつけていました。

 クルマはそのまま高速道路へ。ここでNISMOモードに挑戦。「アクセルレスポンスが一気によくなりましたね。これは気持ちがイイです」と満面の笑み。進化したプロパイロットのデキ栄えにも満足されているようすです。「安定感がありますね」と、ナビ連動の車線監視機能に感心しきり。「車から、まっすぐ走ろうという意思を感じますね。クルマが走りたがっているんです」と言葉を弾ませます。

 一方で「NISMOモードは1速ギアを落として走っているような感覚で、アクセルを緩めるとエンジンブレーキがガクンと効くみたいなになりますね。より繊細なアクセルワークが要求されるというか。でも面白い!」とアクセルを踏み込む唯さん。運転支援も使ってみると、他メーカーよりも安定感の面で一枚上手の印象。プロパイロット2.0に近いナビ連携が使えるようで、コーナーの侵入前に速度が落ちるなど「おぉスゴいぞ」と言葉が漏れます。

 試乗後「e-POWER、いいかも!」と頬を緩めながら、クルマを見つめます。「カー・オブ・ザ・イヤーのグランプリ受賞、確かに納得ですね。このクルマは楽しいですよ。いいですね」との評価。おっしゃる通り! 日本にもいまだホットにさせてくれるハッチがあること、クルマが電動化してもホットになれること、何より日産は、NISMOは、私たちをホットにさせてくれる、そんな喜びをAURA NISMOは教えてくれました。

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モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)

 10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo NAKAJIMA RACINGのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添えた。

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