週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

バッファロー、Wi-Fi 6Eに対応した法人向けトライバンドAPを発売

2023年04月05日 16時30分更新

 バッファローは4月5日、Wi-Fi 6E対応法人向けトライバンドWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AXETR」を発表した。4月下旬より順次販売を開始する。

 Wi-Fi 6Eで追加された周波数6GHz帯が利用可能。3つの帯域を各2ストリームずつ、計6ストリーム(2+2+2)に対応し、6GHz最大2401Mbps(理論値)、5GHz最大1201Mbps(理論値)、2.4GHz最大573Mbps(理論値)の高速通信が可能。6GHz帯のWi-Fiでは新たに24個のチャンネルが利用できるため、従来よりも幅広いチャンネル設計が可能。また、6GHz帯のWi-Fiは混雑や干渉が少なくなると期待できるため、アクセスポイント間を6GHz帯を利用した拠点間ネットワークの構築に使用することでより安定したWDS通信が可能。拠点内では2.4GHz帯、5GHz帯をより柔軟にチャンネル設計でき、安定したネットワークを構築可能。

 本商品1台で、最大768台の端末の同時接続が可能で、学校や大規模オフィスなどの無線端末が多い環境において、より安定した通信環境を実現。有線LANポートは2.5GbEに対応し、高速ネットワークを実現することができるため、有線がボトルネックにならずWi-Fi 6Eの速度を活かすことが可能。

 インターネットを利用した無料のリモート管理サービス「キキNavi」に対応し、導入後のトラブル解析や、遠隔地からの機器の監視、メンテナンス用の簡易操作なども可能。遠隔管理によりネットワーク運用の負担を減らすことも可能。さらに同時発売の「キキNaviクラウドゼロタッチ」専用型番「WAPM-AXETR/Z」(4月下旬より順次販売を開始予定)では、商品の開梱や通電をせずに一度に大量の機器をキキNaviに一括登録でき、キキNavi上で事前に設定した機器設定情報を導入先で機器をインターネットにつなぐだけで自動反映できる。

 価格は10万9780円(キキNaviクラウドゼロタッチ専用モデルも同価格)。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう