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キャッシュレス決済時代、最後の「ミニ財布」を衝動買い

2023年03月02日 12時00分更新

キーホルダーの拡大延長版付きのシンプルな構造

 今回、筆者が「最後の財布」として選んだのは、際立った工夫がある訳でもなく、うんちくや製作者の強い思い入れが、その外観や収納方法に現れている様子もない「ただ昔からありそうな気負わないシンプルな構造」の「ミニ財布(縦75×横105×厚10mm)」だ。いやひょっとすると、キーホルダーの拡大延長版と言った方が良いかもしれない。

 小さい財布と薄い財布の両者で、筆者が一番気になった家のカギの扱いは素っ気ないほどシンプルに、ミニ財布の外側のキーリングに取り付けるだけ。キーリングを財布本体に固定しているナイロンテープが切れてしまう心配もあったが、筆者が何度も引っ張ってみた感じではそれほど気にすることも、なさそうだった。この無頓着さが、かえって気に入ってしまった。

気持ちも分かるし欲しい人もいると思うが、内部の2個目のキーリングは筆者には邪魔だった

 制作者側から見れば、あった方が良いという判断から付けられたミニ財布内部の2番目のキーリングだが、筆者的には硬貨の残り数を見たり指先で摘まんで必要な硬貨を取り出す時に、極めて視界や実際の取り出しを邪魔する余分なオプションだった。

中の硬貨がキーリングに邪魔されて良く見えず、硬貨の選別も厄介だ。毎回余計なキーリングを内部の硬貨が見えるところまで、無駄に引き出して支払う必要がある

 どうも外側の第1のキーリングとナイロン紐で繋がっているようだ。ちょうど同じミニ財布が別のネットショップで送料込み880円と破格で売られているのを見つけ、同じミニ財布の色違い(ブラウン)も購入した。これでバックアップができたので、この際、邪魔な内側の2番目のキーリングを上手く切り取ってしまうことを思い付いた。

同じミニ財布の茶色を別のショップで送料込み880円で追加衝動買い。中と外のキーリングは同じナイロン紐で繋がってるようだ。邪魔な内側のキーリングだけを切れそうだったのでさっそく実行

 切り取りそのものは容易だった。切り取った後が柔くなって解けてこないように、木や布用のホワイトボンドでしっかりと固めた。たったこれだけで、筆者のミニ財布は硬貨の残額を見たり必要枚数を取り出すことが極めて容易になった。

内側のナイロン紐を5mmほど残してハサミでカット。後は解けないようにホワイトボンドで固定

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