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カラバリ登場、なんと4億枚に

コロナ禍で何かと話題を提供したシャープ製マスクに新展開

2022年12月19日 11時05分更新

液晶パネル工場をマスク工場に転用

 シャープでは、2020年3月から、液晶パネルを生産している三重県多気町の三重工場で、不織布マスクの生産を開始。2021年9月から、プレミアムタイプとしてクリスタルマスを追加している。

 マスクは、すべて三重工場内のクリーンルームで生産。クリーンルーム内は、チリやホコリなどが極端に少ない清潔な環境であり、そこでパッケージングまで行われているため、衛生面では安心して使える。

 今回、カラーバリエーションを用意したクリスタルマスクは、快適性や着用時の美しさを追求した製品で、6角形をベースとした立体構造が特徴となっている。口元に空間を確保した呼吸しやすい構造としており、両側のほおからあごにかけて鋭角的なフェイスラインを形作ることで、シャープで、端正なイメージを演出している。

 耳ひもには、マスク本体と同系色で、伸縮性が高く、つけ心地がいい平たいタイプを採用している。

 衛生面では、ウイルス飛沫などの侵入を99%以上カットする不織布フィルターと、マスク表面での細菌の増殖を抑制する抗菌加工を採用し、1枚ごとの個別包装も行っている。

累計生産枚数は、2023年早々には4億枚に到達

 シャープのマスクの生産枚数は、1日40万枚強となっており、そのうち、クリスタルマスクは、3台の生産ラインを活用し、生産枚数は1日7万5000枚となっている。今回のカラーバリエーションは、クリスタルマスクの生産ラインで、不織布の一部を変更して実施している。2020年3月から開始したシャープ製マスクの累計生産枚数は、2023年早々には4億枚に到達する見込みだという。

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