週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

タイヤも太いし全部ある人生初マウンテンバイク

2022年12月18日 09時00分更新

シマノ最新12速とリモートロック付きエアサス

 もうひとつ最新規格としては、半年前に15万だった入門機にも関わらず、最新型のシマノ・ディオーレ12速が付いています。フロントシングルの構成なのでリアのスプロケットも巨大です。クランクは中国メーカーのようですが、シフターも油圧式のブレーキレバーもキャリパーも全部ディオーレ。素晴らしい。

 さらにはこの価格でエアサスです。SRサンツアーの「XCR 34 BOOST 29/27.5+」というトラベル120mmの製品で、重量はコイル式より軽く空気圧で反発力を微調整できるのが楽しい。ハンドルのレバーでサスペンションのロックアウトもできます。

 ただし「レジャー用やで。ハードに使うたら怪我するで」という意味のシールが貼られています。トレイルを攻めたければ交換した方が良いのでしょう。でも私はレースに出るつもりはないので平気です。

 以上が装備の内容。20万以下の2023年モデルで、これだけ全部揃っている完成車はなかなか見当たりません。最新仕様てんこ盛りがなぜ初心者向きなのかといえば、しばらくは規格が旧くならないから。目的に応じて交換したり買い足したりした部品も、次に買うだろう自転車に流用できる。初期投資としては費用対効果が高いわけであります。

 私も早く冬仕様にして雪道を走りたいですが、折からの供給難で部品がなかなか揃いません。よって今回は一歩も外に出ぬまま終了です。ごきげんよう。 

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事