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大きな画面のiPadで動画制作にチャレンジ④

【活用提案】動画編集に慣れてきたら、高機能な定番アプリ「LumaFusion」でさらにステップアップしよう

2022年12月12日 14時00分更新

編集作業の基本的な流れを覚えよう

 編集作業の基本的な流れは、まず「使用するメディアをライブラリからタイムラインへ配置」し、次に「タイムラインのクリップを選択して編集」、そして「プレビューで確認」という形だ。この流れを繰り返して動画をブラッシュアップしていき、完成となる。

①ライブラリからタイムラインにメディアを配置し、②タイムラインでクリップを編集、③それをプレビューで確認する、という流れで作業を行う。

●使用するメディアをタイムラインに並べる

 それでは、タイムラインにメディアを配置していこう。まず、画面左上のライブラリから使うメディアを探し、それをすべて並べてしまおう。並べ終わったら、動画を再生してみて、無駄なポイントがないかをチェック。実際に再生してみるとわかると思うが、ここではかなり冗長に感じるはずだ。この段階で、大まかにカットする場所を見つけておこう。

画面左上の「S」アイコンをタップし、「写真」をタップ。使うメディアが入っているフォルダ(ここでは「ビデオ」)を選択する。

メディア一覧が表示されるので、使うメディアをタイムラインにドラッグ&ドロップする。なお、メディアをダブルタップするとタイムラインの最後尾に配置できる。

画面右上のプレビュー画面で再生アイコンをタップして確認する。ここで大まかにカットする場所を見つけていこう。なお、タイムラインでピンチ操作をすると、タイムラインを拡大/縮小できる。

●基本的なカット編集のやり方

 無駄な部分を削除する作業は、タイムラインの下にあるハサミやごみ箱のアイコンを利用する。基本的な流れは、不要な部分(編集点)を見つけ、ハサミアイコンをタップして分割していく。クリップが分割されたら、不要な部分をごみ箱アイコンで削除する。あとは、同様の作業を繰り返して調整していけばいい。

タイムラインでクリップを選択し、編集点にカーソルを合わせたら、ハサミアイコンをタップ。その箇所でクリップが分割される。

同じ要領で分割していく。不要なクリップが切り出されたら、そのクリップを選択し、ごみ箱アイコンをタップして削除する。

●テロップを挿入する

 カット編集が終わったら、テロップやトランジション、音楽などを入れて動画を装飾していこう。

 テロップを挿入するには、画面下部の「+」ボタンから「オーバーレイタイトル」を選択。続いてテキストを入力し、好みの装飾を施せばいい。テロップを使って説明する動画を作るときは、この作業は必須になるので、ぜひ使い方を覚えておきたい。

テロップやタイトルを挿入する場合は、画面下部の「+」→「オーバーレイタイトル」をタップする。カーソル位置に挿入されたテロップをダブルタップする。

テロップの編集画面が表示される。画面右側でテキストの入力や装飾などが行える。

画面左側のプレビューでテロップの位置や大きさを調整できる。編集を終了するには、画面左上の「<」をタップする。

●トランジションを挿入する

 トランジションとは、シーンとシーンの間をつなぐ効果のこと。これを入れると、シーンのつながりがスムーズになる。「LumaFusion」には、よく使われるトランジションが豊富に用意されているので、いろいろと試してみるのがおすすめだ。

画面左上の「S」アイコンをタップし、「トランジション」を選択する。

利用できるトランジションの一覧が表示されるので、使いたい場所にドラッグ&ドロップする。

トランジションを配置したら、プレビューで確認しよう。なお、トランジションはほかのクリップと同様に扱うことが可能だ。

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