【レビュー】使ってわかったGoogle Pixel Watchを「選ぶ理由」とは?
期待を超えて充実していたFitbitのコンテンツ
Pixel Watchは、グーグル傘下のパートナーであるFitbitのヘルスケアとフィットネスのプラットフォームに対応しています。
例えば心拍数の測定はPixel Watchのプロセッサやデバイス上の機械学習とアルゴリズムに最適化され、消費電力を抑えながら常時測定を継続します。Fitbitアプリの「毎日の心拍数」をタイルに登録しておけば、ホーム画面をスワイプするだけでその瞬間の正確な心拍数が測れます。
ウォッチを身に着けて歩いた歩数・距離、エクササイズの経過や心拍、睡眠時間などは文字盤のスロットに「Fitbit Today」を登録すると素速く確認できます。
Pixel Watchを購入すると、通常は月額640円/年額6400円で提供されているFitbit Premiumのサービスが6ヵ月間無料で試せるメンバーシップが付いてきます。筆者はFitbit Premiumを本格的に体験したことがなかったので、その充実ぶりを改めて知り、とても満足しました。
800を越えるワークアウト、400のマインドフルネスのセッションの中には、動画でも見られる日本語対応のコンテンツが揃っています。筆者は普段、座り仕事が多いので、ボディメンテナンスのために「ピラティス」を始めたいと思っていました。ところが近所のスタジオを見学してみると、やはり受講者は圧倒的に女性が多く、おじさんがひとり飛び込むことは困難でした。
Fitbitのワークアウトセッションには、ピラティスやヨガのメニューが充実しています。スマホがあれば自宅のコンパクトなスペースで実践できる内容です。カメラアングルも洗練されているので、体をどのように動かして姿勢を整えれば良いのかもよくわかります。
マインドフルネス(瞑想)のセッションには、45分間ひたすらパチパチと静かに「たき火」の音を聴きながら集中できる「キャンプファイアー」など、心を落ち着かせるのに最適なコンテンツが揃っています。原稿執筆時に集中力を高められるので最高です。Fitbit Premiumのコンテンツは筆者の期待以上でした。これは無料体験が終わっても使い続ける価値があると思います。
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