週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「Google Pixel Watch」の真価は、いいとこ取りにあり!

スイーツのマカロンのような丸いデザインで、ケースはリサイクルステンレス、ガラスには「カスタム 3D Corning Gorilla Glass 5」を使用。バンドはほかにストレッチ、ウーブン、クラフトレザーなどがオプションで用意されています

 グーグルからスマートウォッチ「Google Pixel Watch」が発売されました。上から見ても横から見ても角のない丸いデザインが特徴で、フルオロエラストマー製のスポーティーな「アクティブ バンド」が付属しています。

長短2つのバンドが付属し、手首周り130~210mmをサポート。左右どちらの腕に着けるか設定できだけでなく、リューズの位置も左右どちら側でも使うことができます

 手にしてまず感じたのは、「想像していたより小さく軽い」ということ。丸型のスマートウォッチにはディスプレイを広くとるためか、バッテリーのためか、大きくごついモデルが多いですが、Pixel Watchは直径41mm、高さ12.3mm、バンドを除いた重さが36gと、比較的コンパクト。手首の細い人にも着けやすいと思います。リューズのほかには目立たないサイドボタンが1つだけと、構造もシンプルで色も3色から選べるなど、性別や年齢を問わず手に取りやすいデザインという印象です。

Type-C 磁気充電ケーブルが付属します

 3万9800円のWi-Fiモデルのほか、4万7800円で4G LTE対応のセルラーモデルもあり、KDDI(au)とソフトバンクが取り扱っています。eSIMを搭載し、スマートフォンと同じ電話番号が使えるスマートウォッチは、「Apple Watch」のほかには「Galaxy Watch 4」「Galaxy Watch 5」と、このPixel Watchだけ。auでは「ナンバーシェア」、ソフトバンクでは「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」というオプションサービスを契約すると、単体で通話やデータ通信が利用できます。

Pixel Watchとペアリング後、専用アプリのメニューにある「モバイルネットワーク」から進むと、電話番号が自動認識されるのでそのまま申し込むだけです

 Pixel Watchの特徴のひとつは、このように単体でつながるセルラーモデルが用意されていること。しかも通常385円/月の料金が4年間無料という、太っ腹なキャンペーンも実施されています。サービスの申込みは、auまたはソフトバンクのSIMカードがセットされたスマートフォンから。手続きが終わるとすぐにeSIMが有効になり、スマートフォンが近くになくてもネットワークにつながるようになりました。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事