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ガード下でも静かに「AirPods Pro(第2世代)」お高いのが難点だが秀逸(石川温)

2022年09月22日 22時00分更新

「適応型環境音除去」という仕組みをガード下でテストした

騒音強度を最小限に抑える「適応型環境音除去」

 次に向かった先は電車が走るガードの下だ。実験した場所は京浜東北線と東海道本線が頻繁に通り、かなりうるさい。電車の走行時、なにもつけていない状態での騒音は93デシベルを記録した。

 ここで外部音の取り込みモードをオンにすると、85デジベルいくかいかないかのレベルにまで下がった。AirPods Pro(第2世代)では「適応型環境音除去」という仕組みがあり、耳を守るために85デシベル以上の音を除去するような機能が備わっている。ガード下ではこの機能が発動し、なんとか85デシベル以下にしてくれているようだ。

 ここで、アクティブノイズキャンセルをオンにしたところ、65デジベル程度まで下がり、かなり静かになり、電車が通っているのもわからないほどになった。

 ちなみに音質に関しては高音はクリアであり、低音はしっかりとしているように感じる。空間オーディオは、iOS 16により、自分の顔や耳を撮影し、頭や耳のかたちに合った音を再生するようになった。そのため、空間オーディオがかなり効きが良くなったように感じた。

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