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『エグゾプライマル』や『FORSPOKEN』の試遊機にもRyzen&Radeonが採用!?PCゲームの画質やfpsが向上する技術を日本AMD佐藤美明氏がTGS2022のMSIブースにて解説【TGS2022】

2022年09月19日 09時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

東京ゲームショウ2022で見つけたRyzen&Radeon搭載PC

 そんなAMDのRyzen CPUやRadeon GPUは、今回の東京ゲームショウ2022でも搭載PCの貸出などが行なわれ使用されていたので、いくつかご紹介したい。

カプコンブース『エグゾプライマル』試遊機

『エグゾプライマル』は、「ロール」という役割に特化した最新パワードスーツ「エグゾスーツ」を纏い、圧倒的に押し寄せる「恐竜災害」に立ち向かう、オンライン専用のチーム対戦型マッシヴアクション

 カプコンが2023年に発売を予定しているチーム対戦型マッシヴアクション『エグゾプライマル』。その試遊機に採用されていたのは、CPUがAMD「Ryzen 7 5700X」(8コア/16スレッド、最大4.6GHz)、ビデオカードにAMD「Radeon RX 6750 XT」を採用した、数々のeスポーツ大会で採用されているドスパラのゲーミングブランド「GALLERIA」のゲーミングPC「GALLERIA XA7R-675XT」だった。

「GALLERIA XA7R-675XT」はメモリーが16GB、ストレージが1TBとゲーミングPCとして十分な性能を有し、直販価格27万3280円(送料込み)で販売されている

 エグゾプライマルに関しては、以前βテストでフレームレートの計測テストを実施して記事化しているが、ビデオカードは同じAMD「Radeon RX 6750 XT」(12GB GDDR6)を使用。4K解像度でも平均62.4fps、WQHDでは平均102.6fpsと快適に動作していた。正式版では多少動作が変わる可能性もあるが、十分快適なスペックを有している。

 また、検証は今回AMDの佐藤氏が解説したRSRを使用していない結果であるため、そうした超解像技術を適用した場合は、フレームレートの向上も見込める。平均が60fpsギリギリで、やや余裕がない4K解像度のプレイも、RSRを活用することで、さらに滑らかになる可能性もある。

スクウェア・エニックスブース『FORSPOKEN』

 2023年1月24日(火)発売予定の『FORSPOKEN(フォースポークン)』は、異世界「アーシア」に飛ばされた若きニューヨーカー「フレイ」の旅を描くアクションRPG。魔法の力を利用したパルクールで縦横無人に世界を駆け巡り、敵の攻撃をかわしながら、さまざまな魔法を状況に合わせながら使って戦う戦略的なバトルが特徴的。

 その今までにない独特な動きや、ド派手な魔法バトル、広大な異世界を旅する壮大な世界観が注目を集め、スクウェア・エニックスブース内でも非常に試遊の競争率も高いタイトルだった。

 そんな『FORSPOKEN』の試遊機は、CPUがAMD「Ryzen 9 5900X」(12コア/24スレッド)でビデオカードがAMD「Radeon RX 6950 XT」(16GB GDDR6)、メモリー32GB、ストレージがSamsung「980 PRO」(1TB、Gen 4)というハイエンドな構成だった。

『FORSPOKEN』の試遊機は、GALLERIAのハイエンドゲーミングPCである「GALLERIA ZA9R-695XT」。直販価格は50万3280円(送料込み)。『FORSPOKEN』は、まだ推奨環境が明らかになっていないが、とても激しく動き回るアクション性の高さと、映像がきれいな作品なので、快適に遊ぶにはそれほどのパワーがいるのかも

 ちなみに、ゲームのグラフィックス設定を確認したところ、画質設定は「最高」になっていた。解像度は分からないが、フレームレートは60fps設定になっていたが、120fpsまで設定ができた。開発中のタイトルのため、変わる可能性もあるのと、ディスプレー解像度がわからなかったが、60fpsには貼りついて快適にプレイできていたと感じた。

ちなみに、前述したFSR2.0に対応しており、「Quality」設定になっていた。フレームレート優先ではなくても、これだけのハイエンドな構成であれば、高解像度&高フレームレートで遊べるようだ。また、やや性能が足りないPCで遊ぶことになっても、ベースの画質設定やFSR2.0を利用すれば、フレームレートを向上させて遊べる期待が高い

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