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探検、冒険、エンデュランスレースにも対応する究極モデル「Apple Watch Ultra」登場

2022年09月08日 05時30分更新

 アップルは、Apple Watchの新たなモデルとして、探検、冒険、耐久レースのために新しいデザインと機能を備えた「Apple Watch Ultra」を発表した。すでに注文受付を開始しており、発売は9月23日。セルラーモデルのみの用意で、価格は12万4800円から。

ダイビング、登山、トレラン、耐久レース
本格的な冒険のために作られた最強のApple Watch

 ダイビング、登山、トレイルランニング、複数日に渡って開催されるエンデュランスレースなどのように、過酷な環境に挑む冒険家にとって、従来のApple Watchは耐久性やバッテリーの持ちといった点で、やや不安な部分があったが、こうしたエリアをカバーするのが、このApple Watch Ultraとなる。

 本体には大型49mmのチタニウムケースを採用するとともに、ディスプレイ表面には平らなサファイアクリスタルを採用し、環境を選ばずに明るく見やすい表示を実現しつつ、高い耐久性も保たれている。また、側面には大型のデジタルクラウンに加え、大きなアクションボタンを用意。厚手の手袋をはめた状態でも操作しやすくなっている。

 バッテリー駆動時間は、過去のApple Watchを大きく上回る最大36時間。また、低電力設定を用いることで最大60時間まで伸ばすことも可能だ。動作可能温度はマイナス20度~55度まで。また、MIL規格準拠の気圧、高温、低温、温度衝撃、液体汚染、雨、湿度などのテストもクリアしている。

 機能面ではApple Watch Series 8に含まれるすべての機能に加え、コンパスアプリではアナログのコンパスダイヤルとデジタル表示が同時に見えるハイブリッド表示が可能に。デジタルクラウンの操作で緯度や経度、高度、傾斜が見える表示に切り替わる。「バックトレース」では、GPS表示を使って、ユーザーの移動した経路を表示するので、道を迷ったり、見失った場合でもルートを戻る手助けをしてくれる。

 バンドも冒険家に向けた3種が用意される。「トレイルループバンド」は薄くて軽量の伸縮性のある生地で調整のしやすさが特徴。「アルパインループバンド」は2つの層でできており、G字のフックでしっかり固定が可能。「オーシャンバンド」はウォータースポーツやダイバー向けで、チタニウムのバックルとそれに対応したばね入りのループを備える。素材はフルオロエラストマーで伸縮性があり、ウェットスーツの上からでも快適に装着できるよう、長さ調整のためのオプションも用意される。

 

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