シェルフには、アプリのショートカットも置けるので便利だ。モバイル環境でVAIO+ChromeOS Flexを原稿書きPCとして使う予定の筆者は、Dropboxのサイトのショートカットをシェルフにアイコンとして置いている。シェルフはもちろん、タスクバーと同じようにカーソルが接近するまで、自動的に非表示にすることも可能だ。
またChromeOS Flexは、基本的に大きなメモリーやストレージを持つPCが前提ではないので、Windowsのようにデスクトップにファイルを置くことができない。そのため、最近のスクリーンショットやダウンロードファイル、設定で固定した任意のファイルの3つは「トート」と呼ばれる内部メモリーに置かれ、シェルフにその存在が表示される。そしてアップロードや添付時などのおりに参照、表示される。
現在のChromeOS FlexとChromebookとの最大の違いは、Google Play上のAndroidアプリが動作するかどうかだ。ChromeOS Flexは現状では、Androidアプリは動作しない。最近、Androidアプリを動作させることのできるChromeOSをPCに導入する方法もネット上に登場しているようだが、現在筆者宅のVAIO Pro 11では動作していない。
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