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VAIO S13からの乗り換えマシンとして編集長が選んだのは?

VAIO ZではなくVAIO SX14を選んだコバQの理由

2022年06月10日 10時00分更新

VAIO SX14を選んだ5つの理由(含むよかった所)

勝色特別仕様はロゴやオーナメントがゴールドなので、非常に映える

 ここで、コバQにVAIO SX14の優れたポイントを5つ挙げてもらった。VAIO S13のユーザーから見て、よりステップアップ感が高いものを中心にピックアップしている。

(1)USB Type-C充電

「ACアダプターが非常に小さい。かつスマホやモバイルバッテリー、オーディオ機器などの充電に流用できるという点はやはり大きなメリット。VAIO S13の購入直後、長期の取材旅行に出かけたが、ACアダプターを忘れてしまい、非常に困った経験がある。そんな間抜けなことをする人は少ないと思うが、VAIOはハイパフォーマンスなぶん、バッテリー消費がやや高い面もあるので小型のACアダプターとUSB Type-C利用の急速充電は非常にうれしく、相性がいい」

(2)キーボードがかなり進化している

「VAIO S13も十分によいフィーリングだったが、一度SX14に慣れてしまうと、打ちやすさにだいぶ差があることが分かる。最初は若干硬い感じがあったが、ストロークが深くキーもぐらつかずしっかりしている。打鍵音は静かな部屋では気になるが、高周波の耳障りな音が減っている」

(3)SSDの高速化、画像処理の高速化

「職業柄、写真編集や加工をする機会が多い。ここは従来マシンよりかなり高速化されているのが分かる。例えば、従来のVAIO S13ではスクリーンショットを撮ったPNG形式の画像をリサイズ/再保存する際の時間が非常に長かった(JPEGは速い)。しかし、新しいSX14では一瞬で行え、個人的には非常にうれしい改善点。例えば、リモート開催の製品発表会で画面キャプチャーからスライドの部分だけを切り抜く作業などが、快適になった」

(4)スピーカー出力の強化

「スピーカーの音が大きくなった。地味だが意外とうれしい改善点。ウェブ会議が増えているが、これから暑い季節になってくると自宅では窓を開けて作業しないといけない(自室には冷房がないのだ)。ただ、すぐわきに幹線道路が走っていて、窓を開けると騒音が大きく、VAIO S13のスピーカー出力でうまく聞き取れないケースもあった。VAIO SX14なら、部屋の中央に置いておき、少し離れても十分聞き取れる。気分転換にベランダに出ても大丈夫……だが、その時はさぼっていると勘づかれないように注意。カメラの物理カバーも意外に便利かも」

(5)0.7インチの差は意外に大きい

「画面サイズが13.3型から14型へ一回り大きくなったことは、フルHD等倍表示派の私としてはかなり重要。見比べるとその差を数字以上に体感する」

 なお、これ以外にも細かなところで気に入っているポイントがあるそうだ。例えば「ディスプレーが片手で開いたり、平ら(180°開く)になったり、Fn+2キーで画面が180度回転するのも打ち合わせなどで多用する」とのこと。「マイクミュートがFn+Tabでできるのも、Web会議では重宝している」そうだ。

180°に開くディスプレーは、対面で画面を相手に見せたいときに便利。ショートカッtキーで画面の向きを切り替えられる

 このあたりの仕様はVAIO Zも同じだが、筆者の場合は4K解像度のため175%スケール表示で使っている。マイクミュートのFn+Tabキーは筆者も愛用している。

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