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セルフチェックインなどの省力化、ロボットによる非接触化ソリューションも目立ったHCJ2022

ロボはもちろん、音響から事務用品まで浸透した非対面・自動化・省人化の波

2022年04月11日 07時00分更新

独立稼働循環方式の手洗い器や接客にリソースを配分できるサポートロボットなどが参集
ソフトバンクロボティクス

 ソフトバンクロボティクスは、循環型手洗い機「WOTA」と、配膳・運搬ロボット「SERVI」の展示が行われていた。

 WOTAは、手洗い後の水を浄水して再度洗浄用の水として使う循環型の手洗い装置で、水道が通らない場所での手洗いを可能とするもの。フェスなど屋外のイベントや、施設内であっても水道を引けない場所での活用を想定している。

 98%以上の水を還元することが可能で、失われた分の補充は鉢に水を注ぐだけで良いという手軽さ。受水鉢の横にスマホをUV殺菌する装置も備わっており、手洗いとともにスマホ本体も殺菌できる。

 配膳ロボットのSERVIは、配膳・下げ膳の他、パントリーからホールへ運搬する役割も果たす。SERVIができあがった料理をホールに運ぶことで、ホールスタッフは接客に専念できるということだ。

 キッチンでできた料理をトレーに乗せてテーブル番号やエリアを指定する。

 指定されたエリアでスタッフが料理を受け取り客にサービスする。料理を受け渡した後は自動で待機エリアへ戻ることも可能。

 キッチンとホールの往復や、重いトレーを常に持っていなくても良いということで、ホールスタッフの負荷軽減にもつながる。使い方によっては高級店でも違和感なく導入できることをアピールしていた。

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