「2022年もintel PC自作で盛り上がろう!寅年にジサトラ集結SP」生放送をレポート
第12世代Coreクイズに推しマザー、鉄板自作PCレシピのプレゼン対決も!メーカー4社×ジサトラのドリームタッグマッチ
後半戦はチームGIGABYTEから。
静音マニアのドリル北村は同社のユーティリティーソフト「Smart Fan 6」に着目し、かゆいところに手が届きまくる点をアピール。事件はそこで起こりました。ドリル北村の説明に合わせて、渡辺技師がいまだかつて見たこともないオーバーリアクションを連発。渡辺技師と言えば、いつも沈着冷静でおとなしい印象でしたので、僕なんぞは対決構造も忘れて爆笑してました。あのギャップ、たまりませんよね。
そして、ドリル北村のオススメモデルはクリエイター向けのAEROシリーズ。白を基調としたデザインが特徴ですが、ユーティリティーソフトまで白ベースになっており、そのこだわりたるやと力説しておりました。白いPCは最近トレンドなので、興味深く見てらっしゃった方も多いと思います。僕は先ほどのパワープレイのおかげで、ワイプの渡辺技師にくぎ付けでしたが。
前ターンの興奮冷めやらず、渡辺技師のプレゼンに突入します。白が好きな人もいれば、黒が好きな人もいらっしゃいます。ということで、渡辺技師のオススメは黒モデル。しかも、最上位のインテルZ690チップセット搭載モデルではDDR5とDDR4タイプの超お手頃モデルに、必要な機能のみに絞りって圧倒的低価格を実現したインテルB660チップセット搭載マザーボードと実利に振った内容で、渡辺技師の実直さが表れたチョイスだなと思いました。
しかし、フェーズやコンデンサーの話になると、渡辺技師のテンションが上がりまくって次のスライド内容を忘れるという一幕も。マザーボードの説明は結構難しい話が多いので、プレゼンターのテンションが低いと学校のつまらない授業っぽくなりがちです。対して、あの夜の渡辺技師は眠気を一切感じさせないアグレッシブな講義で、渡辺ワールドに引き込まれてしまいました。ついには、ドリル北村も両手を挙げてましたもの。あれはずるい。
このラウンドのトリを飾るのはチームMSI。まずはジサトラヤヒロのスライドですが、自身のキャラクターに寄せて「ゲーマー」へのアプローチが主軸でした。例えば、急いで組んでもケガをしない仕様であるとか、「とにかく早く自作してゲームしたい」というユーザーにとって嬉しいポイントを紹介。番組冒頭でやる気まんまんの新宅さんとのテンションの差が若干不安でしたが、いざプレゼンを始めたらゲーマー目線のこだわりが爆発しておりました。
そんなジサトラヤヒロのオススメは「MAG B660M MORTOR WIFI DDR4」。初心者でも自作しやすく、意識せずとも高いパフォーマンスを出せるMSI AI ENGINE、没入感の高いゲーム音が楽しめるオーディオブーストなど、ゲーマーが喜ぶ機能をアピール。できるだけ細かい設定に煩わされず、自作PCに詳しくない人でも簡単に扱える点に惹かれたようです。
新宅さんはジサトラヤヒロが大好きなFPSゲームを快適にプレイする上で安定運用できるモデル「MAG H670 TOMAHAWK WIFI DDR4」を紹介。MSIのインテル系チップセット搭載モデルはここ4年ZシリーズやBシリーズばかりで、Hシリーズは出していなかったそうです。高機能&高価なZシリーズ、コスパのBシリーズですから、Hシリーズって結構バランスを取るのが難しいんですよね。しかし、今回のインテル600シリーズでは日本のMSIから台湾本社にHシリーズの企画を持っていき、4年ぶりに実現したとのこと。
そのため、日本側の要望をかなり反映したモデルになっており、例えばあえて光らせないことで水冷クーラーなどのワンポイントLEDを際立たせたりしているそうな。そして、DDR4メモリー対応で総コストを下げ、それでいて14+1+1 55AのDr.MOS電源回路など、コストをかけるところはしっかりかけるなど、硬軟織り交ぜた質実剛健さが渋いです。脱落防止ねじ仕様のM.2ヒートシンクなど、前半ジサトラヤヒロが訴えた自作のしやすさにも触れ、冒頭の不安をよそにナイスコンビネーションを見せていただきました。
第2ラウンドの結果は、我がチームASUSが持ち時間15分中、14分50秒とニアピンで1位! 2位は15分26秒のチームGIGABYTE、3位が16分16秒のチームMSI、4位は13分28秒のチームASRockとなりました。そして、最終ラウンドはこの順位の順番でいくことに。まあ、特にプレゼンの順番で有利不利はありませんでしたからね。「なにをあんなにムキになって戦ってたんだ俺は……」とふと我に返りました。
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