パソコンにもゲームにもスマホにも
スマートスピーカーでも活用できる「ED-R1380DB」
ということでさっそく「ED-R1380DB」を試用してみた。
まずは普段使いのノートパソコンと接続してみることに。14インチサイズのノート+24インチのサブディスプレーとともにデスクに置いてみると、それなりの存在感はある。ノートパソコンとは3.5mmミニプラグをRCAに変換して接続。もちろんつないでソースさえ選択すればそのまま聞こえる手軽さだ。
しみじみ木目はいい。じつはいくつかパソコン用スピーカーを試してみたことのある筆者ではあるものの、木製エンクロージャーの製品を机上に置いたのは初めての試みだったりする。家人も「これデザインがカワイイね」などと言う。そもそもデスクが木製なのだから、木目がカワイイスピーカーを置いてみればしっくりくるのは当たり前なのだろう。
この接続形態でYouTubeやNetflixなどで動画を鑑賞するとき、多くの場合はパソコン本体のスピーカーかビデオ会議にも使っている有線ヘッドホンをつなぐのが筆者の視聴スタイル。しかし! そこまで音質にこだわらないし、そこそこな感じで音声を受け入れていた筆者にとっては、「ED-R1380DB」の音質は驚くほど違う音として感じられた。
迫力ある音声が身体を包んでいく感覚は、ヘッドホン環境では得られなかった体験だ。かつて超低価格なパソコン向けの外付けスピーカーを使っていたときには、内蔵スピーカーと大して変わらない音質に失望していつしか使わなくなってしまっていたのだが、この「ED-R1380DB」は違う。耳が肥えていない筆者でも十分わかるというものだ。
動画の種類によっては高音/低音を適宜調整してみたりして、しっくりする音質で鑑賞できるのも楽しい体験。パソコンで操作することなくスピーカー、しかもリモコンで音質をカスタマイズできるのは便利なものだと再認識した。聞けばこのサイズのアクティブスピーカーでは、音質と利便性を両立させるのは難しいのだそうだ。しかし「ED-R1380DB」では十分良好なパフォーマンスを発揮できていると思う。
さらに手持ちのゲーム機と接続してみる。Switchは3.5mmミニプラグ→RCA変換で、PlayStation 4とは光ケーブルで接続。もちろん非常に良好な音質。ただ対戦型FPSのような音の方向を把握することが重要な要素となるゲームをプレイするならそこはヘッドホンに軍配があがるところ。しかし普通のRPGやアクションゲームを楽しむにはぴったりと言える。ヘッドホンのくびきから逃れて、よりゲーム世界に没入できる印象だ。
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