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ごはんのお供やうどんの具材にも!

残暑にもピッタリ「山形だし」は作るの簡単で万能ですよ!

2021年08月28日 16時00分更新

文● 渡辺りえ(りえぞー)/編集●ASCII編集部

 みなさん、こんにちは! ご飯大好き声優の渡辺りえ(りえぞー)です。この連載では、ご自宅での食事が豊かになるちょい足し術やユニークな調味料などを紹介しています。

 今回は、山形の郷土料理「だし」をご紹介します。

ツルツル食べられる山形の「だし」

 「だし」とは、茄子やキュウリ、大葉、茗荷などの野菜を、がごめ昆布と、醤油やみりんなどの麺つゆ的な調味料と和えるサッパリ料理です。

 簡単に作れて幅広く使えるので、山形にゆかりのない我が家でも夏の定番料理なんです! 入れる野菜や調味料も、好みに合わせてアレンジできるのが楽しいんですよね。

インスタ映えはしないかもしれない(笑)

 写真のだしは、キュウリ・茄子・茗荷・ネギ・大葉・オクラ・生姜・納豆昆布を入れています。今回は加えませんでしたが、オクラもだしの定番の具材です。我が家では入れたり入れなかったり。必ずこうじゃなきゃダメというのはないので、家にある具材で気軽に作ってみるといいと思います。

 インターネットでレシピを調べると、材料にはだいたい「がごめ昆布」と書かれていますが。が、私の近所のスーパーでは「がごめ昆布」として売られているものは見つけられず……。そのため「納豆昆布」を買っています。ポイントは、原材料名を見て「がごめ昆布」が含まれているものを選ぶこと。「納豆昆布」とは、ねばねばした昆布のことで、多くはがごめ昆布を含んでいるんですが、中には水あめで伸ばしている商品があるんですよね。食べ比べたことはないんですけど、気持ちは少しでも本場の味に近づけたら良いなって(笑)。

ごはんのお供やうどんの具材にも!

厚揚げにぴったり!

 だしは厚揚げや冷奴に載せたり、ご飯に載せたり、刺身や唐揚げ、うどんにかけてもおいしい。万能です! 私は一回だしを作ったら、ついなくなるまで毎食ご飯に載せちゃいます。

この日は梅干しをカットして混ぜました。

少し残っていた長いもに

うどんに入れたら麺つゆ不要!

 ちょっと辛味が欲しいときは、さらにラー油や七味をちょい足ししたりして……。香ばしさが欲しければゴマ油も良いですね。塩分のとりすぎには注意をいただきたいところですが、気分に合わせて思いつく限りの味変を楽しめるところが大好きです。

 冷蔵で3日程度、冷凍保存すれば1・2か月持つはずです。冷凍保存する際は、製氷皿を使って小分けにするのがオススメ。まあ、私は冷凍する前に食べきっちゃうんですけどね(笑) 『アスキーグルメNEWS』放送内で紹介した折りには、「お茶を入れるピッチャーにだしを入れてます」なんてコメントも見られました。ご家族みんなでたくさん食べるんだろうなあ……!

 まだまだ残暑が厳しい日が続き、食欲不振に悩む方も多いのではないでしょうか。ぜひ、サッパリ味の「だし」で食欲を取り戻しましょう!

番外編

松屋の期間限定メニューに、「山形だしの三色丼」がありました。 そろそろ終了しそうですが、試しに「だし」を食べてみたい!という方にはちょうどいいかもしれません。お早めに!

渡辺りえ(りえぞー)

食べることとアナログゲームが大好きな声優・MC。新しい味を求めてお料理に調味料をあれこれ足しちゃう”ちょい足しレディー”の顔も。YouTube番組「アスキーグルメNEWS」にレギュラー出演中☆
■出演:アニメ「グラゼニ」、ゲーム「一血卍傑-ONLINE-」イシコリドメ、「劇場版まどか★マギカ The Battle Pentagram」/「もけ部」いぶき など
Twitter:@w_riezou

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