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ゲーミングノートPCの高スペックは欲しいがデザインは普通がいい人に最適!

2560×1600ドットと縦に長い液晶で動画や画像編集もしやすい、i9-11900HとRTX 3060でスペックも高性能なMSI「Creator Z16 A11U」

2021年08月24日 11時00分更新

文● 石川ひさよし 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 MSIのノートPCはゲーミングとクリエイター、ビジネス向けと豊富なラインアップがある。その中でもゲーミングとクリエイターノートPCは、どちらも高性能なCPUとGPUを求める点でMSIが得意とするところだ。今回紹介するのはクリエイター向けに作られた「Creator」シリーズ。16型ディスプレイを搭載しつつもスリムで、自宅と会社、会社と取引先を行き来するような用途において実用性の高いモデル「Creator Z16 A11U」だ。

Creator Z16 A11Uの主な仕様
モデル Creator-Z16-A11UET-010JP Creator-Z16-A11UET-3109JP Creator-Z16-A11UET-001JP
ディスプレイ 16インチ、WQXGA(2560×1600ドット)、グレア、リフレッシュレート120Hz、DCI-P3相当、タッチ機能対応
CPU Core i9-11900H
(2.5〜4.9GHz/8コア16スレッド)
Core i7-11800H(2.3〜4.6GHz/8コア16スレッド)
GPU GeForce RTX 3060 Laptop GPU 6GB GDDR6
メモリ 32GB(16GB×2)DDR4 64GB(32GB×2)DDR4 32GB(16GB×2)DDR4
SSD 1TB(M.2 NVMe)
LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
Webカメラ 92万画素(顔認証機能対応、マイク内蔵)
インターフェース Thunderbolt 4 Type-C ×2、USB 3.2 Gen2 Type-A ×2、ヘッドホン出力(Hi-Res対応/マイク入力 コンボジャック ×1
サイズ 359(W)× 256(D)×15.9(H)mm
重量 2.2Kg
OS Windows 10 Pro
実売価格 36万円前後 36万5000円前後 30万円前後

クリエイター仕様のデザインとディスプレイ

 数年前からゲーミングノートPCの優れた性能をクリエイティブ用途で利用しようというムーブメントがある。それと言うのも、もともとクリエイティブアプリケーションでは高いCPU性能を求めることに加え、昨今ではGPU機能を活用するものが増えているため、そちらのスペックも重要になってきているからだ。CPUに統合されたGPUもサポートされているものの、ビジネス寄りで生産性を重視するならば、高性能のディスクリートGPU(dGPU)を搭載していたほうがよい。そこでdGPU搭載が前提と言えるゲーミングノートPCがクリエイターからも注目されていた。

 とはいえ、ゲーミングはパーソナル、クリエイティブはビジネス寄りだ。まったく同じニーズというわけではない。ゲーミングノートPCのデザインが職場の雰囲気、取引先の雰囲気にマッチするかと言えばそうでもなく、クリエイティブ用途では生産性や性能と価格のバランスがより重視され、dGPU性能に特化しがちなゲーミングノートPCともスペック上のポイントが違ってくる。そこでMSIが用意しているのがCreatorラインだ。

 Creator Z16 A11UはMSIのノートPCコンセプトを守りつつもゲーミング的なデザインを抑え、より“普通”とも言えるノートPCの見た目に寄せている。エッジ部分にはより大きく丸みを持たせ、グレーの配色はシックな雰囲気でありながら高性能ノートPCの存在感も醸し出している。

グレーの外装で場所を選ばず使いやすいカラー

エッジの効いたデザインは高級感のある質感

コーナー部分は丸みがありモバイル時に収納もしやすい

 キーボードはMSIのゲーミングノートPCでもお馴染み、SteelSeriesとのコラボキーボードで、バックライトLEDを搭載。世界初のMini LEDを採用し、キー単位で色や輝度を設定できる。

右側のキーがやや幅が狭い配列になっている

「SteelSeries Engine 3」のアプリを使用し、Mini LEDによってキー単位で色を変えることが可能だ(写真では「M」「S」「I」の色を変更してみた)

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