Tiger Lake-H世代のクリエイティブ/ゲーミングモデルはスゴイ
厚み16mm切りでデスクトップ級の性能を実現!Core i9-11980HK搭載ノートPCレビュー
今、10nmプロセスで製造されたTiger Lake-H世代の第11世代Coreプロセッサー搭載ノートPCに注目が集まっている。今回はそんなTiger Lake-H世代のCPUを採用したノートPCの“リファレンス機”を触る機会に恵まれた。このリファレンス機は重量2.2kg、厚さ約16mm(正確な寸法は359(W)×256(D)×15.9(H)mm)と、今流行の薄型ハイパワーノートPCのスタンダード的なモデルだ。これを通じてTiger Lake-H世代ノートPCの実力を様々な角度から検証してみたい。
写真で眺めるリファレンス機の外観
今回お借りしたリファレンス機はボディー各部に「Intel」のロゴが入っている。しかし、細部をよく観察するとベースになっているのはMSI製クリエイター向けノートPC「Creator Z16 A11U」のようだ(関連リンク:石川ひさよし氏によるレビュー記事)。Creator Z16 A11UのCPUは「Core i9-11900H」(8コア/16スレッド、最大4.9GHz)であるため、その上位にあたるCore i9-11980HK(8コア/16スレッド、最大5GHz)を採用するリファレンス機は、CPUパワーを最大限に盛った味付けといえる。
もうひとつ注目したい点は液晶パネルだ。ゲーミングノートPCだと縦横比16:9が普通だが、本機はクリエイター向けノートPCが母体だけあって16:10、解像度2560×1600ドットのパネルが使われている。また、クリエイター向けの割にリフレッシュレートは120Hzとeスポーツ系ゲームにも合いそうなハイスペックなものが使われている点もCreator Z16 A11Uと共通だ。
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