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「珈琲館」の昔ながらの甘~い「ナポリタン」は深煎りコーヒーによく合う

2021年07月13日 14時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 突然ですが、「ナポリタン」を突然食べたくなることはありませんか? ナポリタンもいろいろありますが、もっともオーソドックスな印象があるのは喫茶店のナポリタン。みなさんご存じ「珈琲館」でもナポリタンは昔からの人気メニューです。

 1970年に東京神田神保町に一号店をオープンして50年もの歴史をもつ「珈琲館」は、コーヒーの品質にこだわった喫茶店。看板メニューの「炭火珈琲」をはじめオリジナルのストレートコーヒーやブレンドなど様々なこだわりコーヒーを用意しています。

「珈琲館の特製ナポリタン」

 フードメニューのひとつ「珈琲館の特製ナポリタン(サラダ付)」(800円)も珈琲館自慢の一品。具材にベーコン、ピーマン、玉ねぎ、などが入っていて見た目からしてオーソドックス。食べてみると、もちもちの太麺にまったりしたトマトソースが絡み、想像以上に“優しい”テイストであることに驚かされます。ひとことで言うと、甘みが強いのです。かといって、お子さま向けかというとそうではなく、フルーティーな旨みや上質なコクがあって、ニンニクをきかせたナポリタンとはまた別軸の大人がヤミツキになる味わい。

 なんでも、名物である「炭火珈琲」(530円)は焙煎のコクが深く苦みもあるので、バランスが取れるよう甘い仕立てにしたそうです。ソースの隠し味にパイナップル果汁や昆布茶を入れるなどして、コーヒーとの相性を追求したとか。なるほど、たしかにナポリタンのお供に炭火珈琲を飲むと、トマトソースの余韻をどっしりしたコーヒーで締めてくれます。

名物の「炭火珈琲」

 炭火珈琲は、最高級国産備長炭で焙煎したコーヒー豆を使用したオリジナルブレンドコーヒー。炭火焙煎が生み出す豊かな香りと独特のコクが他にはない特徴で、濃いミルクと合わせるとより濃厚な味わいに。最後に専用のブランウンシュガーを加えることでほどよい甘さが広がります。

「珈琲館」が7年ぶりにメニューを大幅リニューアル

新メニュー「燻しベーコンのB.L.Tサンド」

 そんな珈琲館では、7月1日からグランドメニューを大幅リニューアル。12品ものフード・ドリンク・デザートメニューを新たに加わえたほか、一部現行メニューも刷新し、食事の場としてもより使いやすくなるよう内容を変えています。珈琲館でメニューを大幅に変えたのは2015年以来。

新フローズンドリンク「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」

 新メニューとして「燻しベーコンのB.L.Tサンド(サラダ付き)」(790円)、「とろける濃厚チーズのホットドッグ(サラダ付き)」(500円)、「珈琲館のピザトースト」(530円)などを加えサンドイッチメニューを拡充させるほか、パスタメニューに「とろ~り卵の濃厚カルボナーラ(サラダ付き)」(930円)を追加、「ティラミス」(530円)、「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」(680円)などケーキ、フローズンドリンクのラインナップも増やしました。

 珈琲館に一度も入ったことがない人の中には、クラシックな雰囲気なので気軽には入りづらい、と思っている人もいるかもしれません。たしかに、セルフタイプのカフェとはまた違う雰囲気で、短時間休むというより落ち着いて過ごせる店内環境になっています。伝統や質を大事にしながら新しくメニューもどんどん進化させているので、おいしいコーヒーや、コーヒーにあうフードを食べたくなったら珈琲館に寄ってみてはいかがでしょう。

珈琲館といえばホットケーキも名物。「トラディショナルホットケーキ」は銅板でひとつひとつ手焼きします。1枚450円、2枚560円。

※記事中の価格は税込

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