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湾曲27インチでWQHD解像度のゲーミングディスプレー

PS5で1080p/120Hz表示にも対応したディスプレーMSI「Optix G27CQ4」レビュー

2021年06月22日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

27インチでWQHDは広くて見やすい

 さて、実際に使ってみたが、27インチでWQHDという組み合わせは、非常に快適だ。筆者は極力表示する情報量を多くしたいため、Windowsのディスプレー設定「拡大縮小とレイアウト」で100%にしたいタイプ。推奨でも100%なので27インチにはWQHDという解像度がベストということがわかる。表示される文字も、老眼気味な筆者でもしっかり認識できるので、問題ないはずだ。

「ディスプレイの詳細設定」で、リフレッシュレートを最大にすることを忘れずに

27インチでWQHDという解像度は、100%表示でも十分文字が見える。この広い領域はゲームだけでなくビジネス的な作業にもピッタリ

 ゲームをプレイする上でも、フルHDよりWQHDのほうが繊細でプレイしていて気持ちいい。それなりにグラボの性能は必要になるが、そろそろフルHDレベルの性能で満足せず、高解像度ディスプレーに合わせてグラボの新調も検討してみてはいかがだろう。

 湾曲ディスプレーということで、よく言われる平面ディスプレーより没入感があるという点だが、流石に左右611.5mm程度だと、かなりディスプレーに張り付かないと視野全体を覆えないので、そこまでの没入感は生まれない。ただ、湾曲のため視点を左右に移しても焦点距離がほとんど変わらずにすむ。仕事ではそれほど素早く左右に視点を移すということは少ないが、ゲームだと色んな所へ視点を移すので、かなり見やすさにつながっている。

 OSDを操作するナビキーは、スティックタイプなので操作しやすく、倒す方向で機能を割り当てられるので、使い勝手もいい。パソコンから操作できるとさらにいいが、そのぶん価格も抑えられているので、ナビキーのみでの操作でも満足感は高い。

ナビキーを倒す方向で機能を割り当てられる。よく使う機能を割り当てておきたい

テレワークのサブディスプレーとしてもオススメ

「Optix G27CQ4」の実売価格は4万2000円前後。27インチでWQHDという解像度は、精細感が違うし画面をより広く使えるので、最近トレンドになっているというのもうなずける。これまで主流だった24インチと違い、27インチだとフルHDでは物足りなく感じるはず。

 湾曲ディスプレーというのも画面を見やすくしているポイント。今回は27インチモデルをレビューしたが、31.5インチモデルの「Optix G32CQ4」だとより大画面なので、湾曲パネルがより活かされ、画面全体を把握しやすく感じるはずだ。「Optix G32CQ4」は実売価格が5万円前後なので、予算や設置環境に合わせて、どちらを選ぶか検討してほしい。

PS5を含めたゲーミングでの活用はもちろんだが、テレワークでセカンドディスプレーを探している人にもオススメしたい製品だ。

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