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2021年最新データのオフィシャルチームとレーストラックを収録

ロードレース世界選手権を走り抜け!モータースポーツレーシング『MotoGP 21』プレイレビュー

2021年05月18日 11時00分更新

文● Zenon/ASCII
提供: DMM GAMES

●初めてのタイムアタックは散々な結果に……

 いよいよ実際にマシンを走らせる瞬間が近づいてきた。「フリー走行」はいわゆるライダーがサーキットやマシンの状況を確かめるために走る「練習」のようなもの。1回あたり40分間あるが、40分×3回も走る必要はないので、満足いったら先へ進めよう。

レース前の準備では「開発テスト」と呼ばれる目標を確認できる。達成すると後述の「研究データ」ポイントを取得することができるため、可能な限り達成しておきたい

 もろもろの調整が済んだらいよいよサーキットへ出走だ。オートドライブ時間が過ぎると、手動での操縦に切り替わる。まずはコースアウトしないことを目標に、慎重に流していこう。

操作説明画面。左スティックで体重移動、R2ボタンで加速、L2と×ボタンでブレーキ、あとはR1ボタンで「リワインド」できることを覚えておけば、最低限走ることはできる

「リワインド」とは、ミスをしたときに「時を巻き戻す」機能。これを使えば、コースアウトしてもほかの選手と接触事故を起こしても、「なかったこと」にできる。もちろん、設定で使用不可にすることも可能

 走る際には目安となるラインが表示されている。コース取りと速度の目安がわかるので、なるべくそれに沿って走れるよう練習を重ねていこう。

青い矢印のラインは「加速」、黄色ないし赤色のラインは「減速」しろというサイン

 フリー走行のタイムアタックでは最下位に終わってしまったが、問題はない。このあと走る「1次予選・2次予選」の結果次第で、レース本番の出走順が決定する。

筆者のタイムは2分21秒。対して1位は2分16秒と5秒近い開きがある。レースの世界で、5秒はかなり大きい差。予選やレースで巻き返しなるか……!?

何時間か操作練習してから1次予選に臨んだ結果、なんとか2分16秒台までタイムを縮めることに成功。それでもコンマ数秒の差で7位となり、勝負の世界の厳しさを知る

●クラッシュは日常茶飯事!? サーキットはガチの戦場だった

 てっきり前から7番目のスタートだと思っていたのだが、なんか後ろのほうからスタートすることに。

8列中7列目からのスタート(筆者は21番の青い選手)

いよいよレースだ……練習の成果を見せてやるぞ!

1列になってキレイにコーナーを曲がっていくゥー!……と、そのときハプニングが!

めちゃくちゃNPCがクラッシュして阿鼻叫喚の図。筆者も巻き込まれたのでリワインドして回避を図る(ズルイ)

 その後もたびたびNPCとクラッシュしたり、コースアウトを繰り返したせいか、まさかの燃料切れでリタイアすることに。タイヤの損耗も激しいし、もっと繊細な操作が求められているのかもしれない。レースムズカシイデス。

2つ目のレースでも、ファイナルラップ半ばにして燃料切れとなりマシンに拳をたたきつける筆者の図。完走すらできないとは、我が身の未熟を恥じるばかりである……

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