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SEO対策された文章と読みやすい文章、両立はできるのか

2021年03月29日 11時00分更新

フェイスシールドを紹介するこの記事をサンプルとして解析した

 検証の対象として選んだのは、1月に掲載された熱が逃げやすく、蒸れない! フェイスシールド可動式モデルという記事。

 前回、SEO極〜KIWAMI cloud〜「コンテンツ強化」という機能を使ったところ、記事タイトルの文字数キーワードの位置H2タグ=中見出しを使っていないなど、いくつかの課題が見えた。

重要ワードが「ほとんど使われていない」という評価になった

 さらに、「飛沫」や「感染」「個人」など、「フェイスシールド」をキーワードとしてサイトの上位化を狙うなら、積極的に使いたいワード=共起語も使われていないことがわかった。

具体的な改修計画を立ててみる

 SEO極〜KIWAMI cloud〜を使って記事を解析すると、SEOの側面から見て足りない要素を示してくれるだけでなく、ページの上位化の可能性をパーセンテージで示してくれる。

SEO極〜KIWAMI cloud〜によれば、上位化の可能性は80%と高い

 今回のサンプル記事「熱が逃げやすく、蒸れない! フェイスシールド可動式モデル」に関しては、上位化の可能性は80%と非常に高い。対策をすれば、上位化できると考えて良さそうだ。

まず、タイトルの改修が必要だと思った

本文の量や、キーワードの使い方にも気をつけた方が良さそうだ

 上記のSEO極〜KIWAMI cloud〜の解析結果を踏まえ、私がこの記事の改修案として考えたのは、以下の通りだ。

1.タイトルを変更する

 タイトル=H1タグに入れる文字列を見直し、文字数を整える。キーワードを入れる位置も考慮する。

2.共起語を使って、本文を再構成する
中見出しも取り入れる

 現時点ではほとんど使われていない「共起語」を使って「共起文章」(※第2回参照)を作成し、本文を再構成する。

3.他サイトとの差別化要素を入れてみる

 SEO極〜KIWAMI cloud〜が示した、「他サイトとの差別化のために使いたいワード」を取り入れ、独自色を強める。

 ページの表示速度や、H1タグの数など、サイト全体の構造にかかわる部分は、私の権限では変更や改修ができない。だから、コンテンツの内容を中心に手を入れてみることにした。

1.タイトルを変更する

 まずはタイトルを改修してみよう。現状のタイトルは、以下の通りだ。

熱が逃げやすく、蒸れない! フェイスシールド可動式モデル

 SEO極〜KIWAMI cloud〜の解析によれば、キーワードをなるべく前に/かつ12文字目までに配置することと、タイトルの文字数を16〜36文字に収めることが重要らしい。その上で、検索で引っかかった際にアクセスしたくなる、魅力的なタイトルを目指すことが必要だ。

 現在のタイトルも悪くはないと思う。だが、キーワードがタイトルの中で後ろの方に配置されている点は、SEO的には好ましくないということになる。

 「フェイスシールド可動式モデル」を前方に配置しようと思ったが、そのまま使うと、14文字となり、12文字を超えてしまう。そこで、「フェイスシールド可動式モデル」を諦め、意味合いが変わらないように組み立ててみることにした。

 これを踏まえて、新たに考えたタイトルは以下だ。

熱が逃げやすく、蒸れない! フェイスシールド可動式モデル

可動式フェイスシールドが便利すぎる。熱が逃げやすく、蒸れない!

 元々は、「熱が逃げやすく、蒸れない!」という商品の特徴が前に出ていたが、キーワードを前に出すことで「可動式」の「フェイスシールド」についての記事ということがひと目でわかるようにした。

 また、「便利すぎる」「すごすぎる」「面白すぎる」「やばすぎる」など、人の興味を掻き立てやすい表現を混ぜることを「タイトルで煽る」などと表現するが、これも取り入れてみた。比較すると、まず何についての記事かを明示し→興味を持ってもらい→特徴を後から述べるという、わかりやすい構造になったように思う。

2.共起語を使って、本文を再構成する
中見出しも取り入れる

 続いては、本文を改修してみよう。現在の本文は以下の通りだ。

 アスキーストアでは、髪型が崩れない超軽量フェイスシールドの可動式モデル「シールズアップ:フルフェイス・クリアシールド」(メガネ型支持具10個+シールド10枚入り)」を販売中。

 眼鏡のように耳にかけ、鼻で支える仕組みの可動式フェイスシールド。指で押すだけで必要な分だけ持ち上げられ、すぐに元に戻せるほか、落ちてこないロック機構も装備。最大開放時でも顔半分をガードする安全設計。額で押さえつける構造ではないため熱が逃げやすく、息苦しさは少ないのも特長。また、バンドで頭部を締めるわけではないの髪型も乱れにくい。

 シールドは内面を特殊コーティングし、「呼気による曇り」を排除。表面は傷に強く、丁寧に扱えば数日間は利用可能。シールド周囲にフレームもなく、支持具も透明なので圧迫感が少ないのも利点。

 シールドをアップした際は、支持具に引っ掛けて固定可能。食事中など長時間上げておきたいときに利用できる。

 なお、「支持具」は従来品と共通。従来モデルのユーザーは交換用シールドの購入でシールズアップ機能を利用できる。

 なお、フェイスシールドでは失敗談として「保護フィルムを貼ったまま使用して前が見づらい」という話も聞かれるが、ROOX製品では保護フィルムを緑色に着色して剥がし忘れを防止(両面)。

 アスキーストアでは、6600円(税込み)で販売中。さらに詳しい情報はアスキーストアでチェックしてください。

 要点は簡潔にまとまっていて、問題はないと思う。ただ、確かに「飛沫」「感染」といった、フェイスシールドに興味を持つ人なら気にしているであろうワード=共起語は一度も出てこない。この2ワードを使った共起文章と、SEO極〜KIWAMI cloud〜による共起語「個人」を「個人防護具」というかたちで取り入れてみたい。

 また、現状は中見出しを使っていないため、中見出し=H3タグを用いて、文章を整理してみたい。改修を加えた文章は、以下の通りだ。

可動式フェイスシールド、取り扱いはじめました

 アスキーストアでは、髪型が崩れない超軽量フェイスシールドの可動式モデル「シールズアップ:フルフェイス・クリアシールド」(メガネ型支持具10個+シールド10枚入り)」を販売中。

 新型コロナウイルス感染症は飛沫によって引き起こされるというのが定説。フェイスシールドの感染予防効果については賛否がありますが、視覚的に感染対策をしていることを伝える効果も評価されているのか、メディアなどで見かける機会は急速に増えています。

鼻で支える構造だから、メガネに近い使用感

 眼鏡のように耳にかけ、鼻で支える仕組みの可動式フェイスシールド。指で押すだけで必要な分だけ持ち上げられ、すぐに元に戻せるほか、落ちてこないロック機構も装備。最大開放時でも顔半分をガードする安全設計。額で押さえつける構造ではないため熱が逃げやすく、息苦しさは少ないのも特長。また、バンドで頭部を締めるわけではないので髪型も乱れにくい。

 シールドは内面を特殊コーティングし、「呼気による曇り」を排除。表面は傷に強く、丁寧に扱えば数日間は利用可能。シールド周囲にフレームもなく、支持具も透明なので圧迫感が少ないのも利点。

 シールドをアップした際は、支持具に引っ掛けて固定可能。食事中など長時間上げておきたいときに利用できる。

 なお、「支持具」は従来品と共通。従来モデルのユーザーは交換用シールドの購入でシールズアップ機能を利用できる。

 フェイスシールドの失敗談として「保護フィルムを貼ったまま使用して前が見づらい」という話も聞かれますが、ROOX製品では保護フィルムを緑色に着色して剥がし忘れを防止(両面)。

はじめてのフェイスシールドにもオススメ

 個人防護具として見かける機会が増えたフェイスシールドですが、その使用感には「曇りやすい」など賛否があるのも事実。鼻で支える構造にすることで使い勝手を高めた本製品なら、はじめて利用する人でも違和感なく使えるかも。

 アスキーストアでは、6600円(税込み)で販売中。さらに詳しい情報はアスキーストアでチェックしてください。

 太字が新たに追加した文章だ。追加の文章を書いていて気づいたが、「共起語」とは、メインのキーワードに興味を持っている人なら、ほとんどの場合、同時に思い浮かべているワードなのだ。

 共起語を使った文章=共起文章を加えることで、商品の意義や、期待される効果に触れることでき、結果的に、文章全体に「親切さ」が現れるように感じた。また、中見出しを使うことで、効果的に文章をパート分けし、流れを整理できるように思う。

3.他サイトとの差別化要素を入れてみる

 最後に、他サイトとの差別化を考えたキーワードを取り入れてみたい。SEO極〜KIWAMI cloud〜には、上位化キーワードのほかに、他サイトとの差別化に利用できそうなワードを複数導き出してくれる機能がある。

キーワードの候補を示してくれる

 使っていないキーワードは赤くハイライト表示されるため、わかりやすい。上記の候補の中から、私が目をつけたのは「接客業」だ。

 理由はいくつかあるが、買い物に行って、店員さんがフェイスシールドを装着しているシーンがあったときに「最近、接客業でフェイスシールドを使うところが多いのかな」と考えたり、「接客業でフェイスシールドを取り入れるなら、どういったタイプのものがいいだろう」と考えたりする人がいるかもしれないと考えた。

 「接客業」というワードを使って共起文章を組み立て、本文に混ぜてみると、以下のようになった。

可動式フェイスシールド、取り扱いはじめました

 アスキーストアでは、髪型が崩れない超軽量フェイスシールドの可動式モデル「シールズアップ:フルフェイス・クリアシールド」(メガネ型支持具10個+シールド10枚入り)」を販売中。

 新型コロナウイルス感染症は飛沫によって引き起こされるというのが定説。フェイスシールドの感染予防効果については賛否がありますが、視覚的に感染対策をしていることを伝える効果も評価されているのか、メディアなどで見かける機会は急速に増えています。

 新型コロナウイルスの流行以降、急速に注目を集めており、利用範囲も広がっているため、メディアなどで見かける機会も増えています。

鼻で支える構造だから、メガネに近い使用感

 眼鏡のように耳にかけ、鼻で支える仕組みの可動式フェイスシールド。指で押すだけで必要な分だけ持ち上げられ、すぐに元に戻せるほか、落ちてこないロック機構も装備。最大開放時でも顔半分をガードする安全設計。額で押さえつける構造ではないため熱が逃げやすく、息苦しさは少ないのも特長。また、バンドで頭部を締めるわけではないの髪型も乱れにくい。

 シールドは内面を特殊コーティングし、「呼気による曇り」を排除。表面は傷に強く、丁寧に扱えば数日間は利用可能。シールド周囲にフレームもなく、支持具も透明なので圧迫感が少ないのも利点。

 シールドをアップした際は、支持具に引っ掛けて固定可能。食事中など長時間上げておきたいときに利用できる。

 なお、「支持具」は従来品と共通。従来モデルのユーザーは交換用シールドの購入でシールズアップ機能を利用できる。

 フェイスシールドの失敗談として「保護フィルムを貼ったまま使用して前が見づらい」という話も聞かれますが、ROOX製品では保護フィルムを緑色に着色して剥がし忘れを防止(両面)。

はじめてのフェイスシールドにもオススメ

 個人防護具として見かける機会が増えたフェイスシールドですが、その使用感には「曇りやすい」など賛否があるのも事実。鼻で支える構造にすることで使い勝手を高めた本製品なら、はじめて利用する人でも違和感なく使えるかも。

 一部の接客業では、ウイルス対策の一環として、マスクと併用するかたちでフェイスシールドを取り入れているようです。

 アスキーストアでは、6600円(税込み)で販売中。さらに詳しい情報はアスキーストアでチェックしてください。

 たしかに、「そういう角度でフェイスシールドに触れるサイトは少ないかも」と思える文章になったと思う。

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