パナソニックは2月8日、高調波センサーとAIの組み合わせによる「AI設備診断サービス」を4月に提供開始することを予定している。本サービスは、設備の「いつもと違う」状態への変化を検知し現場へ通知することで、利用者の予兆保全の実現に貢献するとのこと。
これまでに、パナソニックが独自開発した高周波センサーは、本サービスを利用することで、一般的な電流センサーでは困難だった、機械要素部品の状態変化が現れやすい電流内の高調波領域の波形変動をクリアに取得できる。
本サービスは、センサーを設備本体ではなく、制御盤に設置することで導入できる。また、制御盤内コントローラーの三相配線のうちの1本に挟むだけで設置でき、稼働中の設備に対しても後付けで簡単に運用を開始することができる。
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