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名刺のSansanがイベントに参入する意味は? 寺田社長のことばから

2020年10月15日 09時00分更新

中期的に3000社の利用を目指す計画

 クラウド名刺管理サービスのSansanは、2020年5月末時点では6754社が全社規模で導入し、個人向け名刺アプリのEightは270万ユーザーが利用しているという。今回発表したイベントテック関連サービスは、今後3~5年で3000社の利用を目指す計画だ。

 Sansanの寺⽥社長兼CEOは、「出会いの証である名刺にこだわってきたSansanだからこそ実現できる新たな事業がイベントテック。Sansan、Eightに続く、新たな柱に成長させ、引き続き、出会いからイノベーションを生み出したい」とする。

 Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げている。

 「新しい文化も、新しいビジネスも、人と人が出会わなければ生まれない。イノベーションは人と人の出会いから始まる。ビジネス領域において、出会いの場は必須である。しかし、出会いの場における、さらなるイノベーションが必要である。テクノロジーの力で、データの力で、出会いの場をよりよいものにしたい。そこに、Sansanが果たす役割がある」

 イベントやセミナーが、ビジネスにおける重要な出会いの機会であると捉えれば、イベントテックは、同社のミッションに合致するものになる。

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