秋の涼しさを感じるようになってきた今日このごろ。温かい「お鍋」が恋しくなってきませんか?
夏のシーズンはしばし忘れていたよ、お鍋くん。これからの季節、やっぱり君がいなくっちゃ。
最近は便利な冷凍食品の鍋も登場しています。キンレイ「お水がいらない」シリーズから新コンセプトの「鍋」商品が今年から登場。「お水がいらない鍋 寄せ鍋」は398円(税抜、参考価格)にてスーパーなどで販売中。
つくね、しめじ、鶏肉、がんも、きざみ揚げ、えび、白菜、ネギなど8種具材が入った寄せ鍋仕立ての一品。鍋の〆の定番である「うどん」も一緒に入っています。
キンレイの「お水がいらない」シリーズというと「鍋焼うどん」や「ラーメン」が売れ筋ですが、今回は具材が主役。うどんは入っているものの、鍋焼うどんより少なめなのです。
1日に必要な野菜の1/3が摂れるそうです。野菜たくさんですね。
冷凍「寄せ鍋」、一食262kcalと低カロリー
気になるカロリーは1食あたり262kcal。えっ、低カロリー。
262kcal、菓子パンと同じくらいかそれ以下ですよね。参考までに今年35周年を迎えたドミノ・ピザのカロリーを見てみました。人気メニュー「ドミノ・デラックス」をRサイズで頼んだ場合、1ピース255kcal。なんと今回の寄せ鍋、ピザ1切れとほぼ変わらないじゃないですか。
新米のおいしさに食が進んでしまって、最近、体重の微増が気になっている私でも、カロリーオーバーの心配をせずいただけます。ありがたや。
この「お水がいらない鍋 寄せ鍋」は、鍋に移してガスコンロで調理するのも、電子レンジでの調理も、どちらでも可能。てっきり鍋でしか調理できないものと思っていたら、電子レンジにも対応します。ガスコンロがない環境でも食べられますね(会社での夜食にもいけるかも。器は必要ですけど)。
鍋調理は約9分、電子レンジの場合500W約13分、600Wで約11分かかります。冷凍品なので、調理にはそれなりに時間がかかりますね。食べる時間を逆算して別の作業の片手間に調理を進めるのが賢いかも。
冷凍だけどちゃんとおいしい!
プワンと立ち上がるおだしのいいにおい。キンレイのお鍋はおだしが自慢とか。昆布、カツオ、あごからとったコクのある黄金だしに野菜の甘み、鶏の旨味を加えたそうです。
ひと口すすってみて驚いた。ほのかに柚子の香りがするんです。姿こそ見えねど、鍋のお供の定番である柚子が感じられて、気持ちがいっきに温かくなりました。
くったりと煮込まれてこっくりした甘味が出た白菜。おだしが染みた、がんもに、きざみあげ。旨味が詰まったつくね。小さいけれど、ご馳走感があるえび。鶏肉はちゃんと身に弾力があります。
もちっとした食感のうどんも健在。鍋焼うどんが看板商品のキンレイだけに、申し分ないクオリティ。今回、うどんはあくまであくまで具材のひとつ。量は少なめです。
おだしが滋味深くて身体に染み入るよう。何の気なしに最後まですすっちゃいました。身体が喜ぶものを食べたなという心地よさが残ります。あーおいしかった。キンレイの寄せ鍋、普段遣いに差し支えない、ほっとする味に仕上がっているんですね。
低カロリーでお野菜たっぷり。軽食、夜食、お酒のおつまみにオススメです。具材をちびちびつつきながらお酒を飲むのもいいでしょうね!
ただし、しっかり食べたい人にとってはボリューム的にちょっと物足りないかも。そんな場合、残ったおつゆにご飯を入れてお雑炊にするのもアリでしょう。お、せっかく低カロリーだったのにカロリー増しになる、ですって? 細かいことは満腹になってから考えましょう!
キンレイのお水がいらない鍋シリーズには「旨辛味噌鍋」もあります。牛もつ入り。こちらは一食463kcalですよ。辛みがあって、ビールが飲みたくなります。
ナベコ
酒好きライター、編集者。カンパイからすべてが始まるはず。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に出演するなど酒活動しつつ食トレンドを追っています。♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
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