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SUSEの固定化したイメージを最新アップデートしたい──関原新社長

2020年09月24日 15時00分更新

今回のひとこと

「SUSEのイメージは大きく3つ。Linuxの商用ディストリビュータであるという25年前のイメージ。大学時代にopenSUSEを使っていたことがあったという懐かしいという印象。そして、SAP HANAで使用されているOSということ。まったく知らないと言われるよりはいいが、最新の状況をきちっと伝えたい」

(SUSEソフトウエアソリューションズジャパンの関原弘隆社長)

社員の3割は、今年SUSEに入社したばかりである

 SUSEが、日本における事業を加速させようとしている。

 2020年8月には、SUSEソフトウエアソリューションズジャパンの社長に、関原弘隆氏が就任。「顧客やパートナーの新たなチャレンジに対して、オープンソースソフトウェアの価値を最大限活用したソリューションをビジネスとして提供する会社になりたい」と述べ、「SUSEジャパンは再スタートを切ったといっていい状況にある。社員の3割は、今年、SUSEに入社したばかりである。それぞれの分野で専門知識を持った人材が集まっている。28年間、オープンソース一歩槍でやってきた伝統を生かし、より輝かせるために、オープンソースカンパニーの姿勢を変えることなく、日本の顧客の課題を解決することに注力し、そのためのソリューションを、オープンソースで実現する会社になりたい」などと述べた。

 関原社長は、SAPジャパンで23年間勤務。バイスプレジデントとして、サービスセールス第二本部長、S/4HANA Cloud事業本部長、Digital Core Cloud事業副本部長などを務めてきた経験を持つ。

 「もともとは技術系コンサルタントであり、技術には自信があったが、10年以上、営業職やマネジメント職を担当し、思った以上に最先端テクノロジーに乗り遅れていたことに気がついた。SUSEに、2020年5月に入社してから、キャッチアップの日々を送っている」と、正直な言葉で説明。「SUSEで学ぶことは新鮮である。オープンソースの可能性や将来性を強く感じている。社長に就任したという、必要以上に気分が高揚していた期間が過ぎ、ようやく周りが見え始めている」と、自らのいまの状況を表現してみせた。

 「オープンソースに、いかに価値をつけて、いかにマネタイズするか、どうビジネスにしていくかが課題である。いまはオープンソースカンパニーに活気がある。オープンソースカンパニーとしての自立性の難しさも理解しながら、ビジネスを推進していく」とし、「SUSE本社からみた、日本の販売会社という位置づけではなく、オープンソースを利用する日本の顧客のために、SUSEグローバルの力を使い、日本のニーズにしっかり対応していく。この姿勢を徹底したい。面白い会社だね、といってもらえるようにしたい」と述べた。

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