週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Ryzen 5 4600H+Radeon RX5300MのダブルAMD仕様で、人気タイトルでは十分なフレームレートを実現!

これからPCゲームを始めるのに現実的な選択肢!12万円台のコスパ抜群ゲーミングノートPC「BRAVO 15」

2020年08月25日 11時00分更新

文● 石川ひさよし
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

eスポーツタイトルを中心に快適に楽しめる3D性能

 それではBravo-15-A4DCR-058JPのパフォーマンスをベンチマークで見てみよう。

 PCMark 10のスコアはとくにホーム用途のEssentialsが高めで、ProductivityとDigital Content Creationも7000、6000ポイント台と高めだ。ゲーミングPC=高性能PCなので、ゲーミングとは言うものの家庭で使っても仕事で使っても快適である。とくにDigital Content Creationでも十分なスコアなので、コンテンツ制作などの用途にも対応可能だ。

PCMark 10のスコア

 3DMarkはDirectX 11のFire Strikeで1万ポイント目前の9543、DirectX 12のTime Spyはやや苦手か3836だった。エントリー向けGPUなのでTime Spyの傾向は妥当として、Fire Strikeで1万近いポイントを引き出せるのはゲーミングノートPCとして心強い。

3DMarkのスコア。Fire Strike

3DMarkのスコア。Time Spy

 肝心のゲーミング性能を見ていこう。まずは国内タイトル3つ。グラフィックス負荷が重めのFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークで「快適」評価を得られるのはフルHDの場合で軽量品質。エントリーグレードのGPUという点でグラフィックス重視のタイトルでは画質を少し落として対応することになる。

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークのスコア。フルHD、軽量品質のもの

HD、標準品質のもの

HD、軽量品質のもの

 もうひとつファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークはPC用としては一世代古いファイナルファンタジーで、現行のFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークよりも軽量だ。こちらはフルHDで最高品質を選んでも「非常に快適」評価が得られている。

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマークbのスコア。フルHD、最高品質のもの

 続いてeスポーツタイトル。Tom Clancy's Rainbow Six Siegeでは、プリセット「最高」で131fpsという余裕のフレームレートだ。さらに軽量のVALORANTでは画質オプション「高」を中心に選んでも200fpsを余裕で超える。

 そしてやや重いが人気タイトルのFortnite。プリセット「最高」では66fpsだが「高」では97fps、「中」を選べば214fpsまで向上した。Bravo-15-A4DCR-058JPのディスプレイは60Hz仕様なので「プリセット:最高」ないしは少し余裕を見ても「高」で十分に楽しめる。

 最後にパフォーマンスとは関係がないがバッテリー駆動時間のテストを行なった。電源設定のシナリオを「Supr Battery」とし、PCMark 10のバッテリーテストにあるModern Officeシナリオで計測した結果は6時間28分だった。最近では12時間を超えることもめずらしくないモバイルノートPCと比べれば短いが、一般的に想定されるちょっと喫茶店で仕事をするリモートワークスタイルであれば十分カバーできるだろう。

電源シナリオを「Supr Battery」にした

「Supr Battery」でのPCMark 10バッテリーテストの結果

この夏注目のPCゲーミング入門モデル

 eスポーツタイトルがきっかけでPCゲーミングを始めたいという方も多いだろう。ただ、据え置きゲーム機と比べるとゲーミングノートPCは高価だ。できるだけコストパフォーマンスに優れたモデルがよいというならば、MSI BRAVO 15はピッタリの製品だ。ベンチマークが示すとおり、Bravo-15-A4DCR-058JPは人気タイトルで十分なフレームレートを実現できており価格は12万円台から。かなり現実的な選択肢と言えるのではないだろうか。

製品詳細ページ
MSI AMDノートPCシリーズ
MSI

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう